今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の生垣

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生垣に

竹植えたのは

たけがきにして

たけたてかけたかったから

たけ

たてかけるために

たけ

うえた

笑笑笑

 

それほど遠くない範囲で

二軒も

竹の生垣を作ってあるの建物の前を通りました。

 

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住宅地なので

歩道まで壁面が並ぶ立て方ではなく

歩道際には鉄柵を作り

その中にやや離れて建物がある

という贅沢な建築。

 

その鉄柵の内側に

笹竹をびっしりと植えてありました。

 

もちろん竹は欧州にはもともと自生しておらず

大航海時代以後

中国あたりからもたらされ

18世紀に百科全書の時代に植物園に植えられ

その後

日本の開国前後に

一稼ぎしに日本に渡った

学者兼政商みたいなヨーロッパ人が

例えば「アジサイ」などと一緒に持ち帰って

ほんの少し定着し

その後の「ジャポニスム」によって

認知されたわけです。

 

フランスでも

そんなに見かけるものではなく

全国に数箇所竹林公園みたいなのがあって

あとは

おしるし程度に植えられているだけ。

 

そういえば

クロード・モネの晩年の家「ジヴェルニィ」の

睡蓮のお庭に

数十本植えられてる。

 

笹では致し方ないですが

掘り立てのタケノコが食べたいと

いつも郷愁に浸っている

私であります。

 

「タケノコとわかめの炊いたん」

でもよし

湯がいて「木の芽味噌」で食べるもよし。

 

タケノコを食べたしと思えども

タケノコがある地はあまりに遠し

せめて

新しきTシャツ着て

シナチクの入ったラーメンで妥協せんとするも

それすらない。

 

ああ

ないと食べたい

恥ずかしき煩悩(笑