フランスの住所表示は通りの名前。
Avenue(アヴェニュ)と Boulvard(ブウールヴァール)が『大通り』
Rue(リュー)が『通り』
Qais(ケ)が『河岸(通り)』
以上が主な種類で
片側の建物の戸口に「奇数」の番地
反対側に「偶数」の番地が
順番に振られています。
「なになに通りナン番地」で
ナビがなくとも
迷うことなく一発でたどり着ける。
それ以外の名称もあり
そのうちの一つが Impasse(アンパス)『袋小路』
単なる袋小路ももちろんあるが
「私道」の袋小路は高級住宅地に多い。
入り口が鉄柵で閉ざされていることも
稀ではない。
この写真もそういうタイプの一つ。
左右に同じような集合住宅が二軒ずつ
奥に一軒
それぞれ建物の入り口には番地がついてるのです。
中の建物の住人だけがリモコンで鉄柵の扉を開けて
車で入れる。
住所が「アンパス」だと
日本風に言えば「セレブ」だと認識されることも
あるのです。
知らない人たちにとっては
何の意味も無いですけれど。
ただ残念なことに
このような行き止まりの構造の住宅は
「風水」では
住居としてとても悪い環境なんだそうです。。。