パリの建物は
基本的に「集合住宅」ばかり。
屋根裏部屋まで入れて7〜8階建の建物が
通りの両側にお互いにつながって立っている。
一戸建ての「民家」は郊外に行かないと無い。
パリ市内で、敢えて一軒家と言うと「オテル・パティキュルエ」といって
貴族の大邸宅を指す。
イタリアの各地にある「パラッツオ」みたいなものだ。
宮殿と訳されることも。
ただ例外的に
一戸建てが残っているところもあるのです。
比較的中心部から離れている
パリ市内に編入されたのが遅かった地区は
それ以前の戸建てが
大型集合住宅に立て直されずに残ったところもある。
16区や19区あるいは20区といったところ。
それでも
フロアー毎に別人が住む集合住宅化しているものもあるが
この写真の建物は一人の所有者の住居らしく見えた。