今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日のビフォー・アフター「時の流れ」

 

相変わらず寒く

風の強いパリで

シャンゼリゼの歩道には

枯葉が舞っていました。

 

小雨も

飽きもせず間欠的に

降りやがってくださいます。

 

一月ほど前に

ここを歩いて

違和感を感じたものに出っくわしました。

 

 

芝生も花壇もない

ただ掘り繰り返した土の中に

噴水が一機

黙々と水を吐き出していたのです。

 

誰かを楽しませる為にでもなく

黙々と

義務ででもあるかのように。

 

 

それに

とっても不思議な違和感を

与えられました。

 

なんとも場違いというか

相応しく無いと言うか。。

 

 

だって

こんな光景は予想してませんよね

誰だって。

 

そして今回。。

 

 

納得の光景が

現れていました。

 

 

当然こうでなくては

納得できませんよね。

 

然るべきものは

然るべき環境にあってこそ

然るべき存在意義を主張できるわけですから。

 

 

これを作った彫刻家が誰だか知りませんが

作った本人も

お空から見下ろしながら

これでやっと安心していることでしょう。

 

それにしても

完全に秋といえる不順な天候で

嫌になってしまいます。

 

 

"Oh, je voudrais tant que tu te souviennes

Des jours heureux où nous étions amis

En ce temps-là la vie était plus belle

Et le soleil plus brûlant qu'aujoud'hui

 

ああ、君にはもっと思い出して欲しいんだ

僕たちが友達だった頃の日々のことを

その頃は人生はもっと美しく

お日様は今よりもっと輝いてた

 

Les feulles mortes se ramassent à la pelle

Tu vois, je n'ai pas oublié

Les feuilles mortes se ramassent à la pelle

Le souvenirs et les regares aussi

 

枯葉はシャベルで集められ

ね、僕忘れてないよ

枯葉はシャベルで集められ

思い出も眼差しも 同じ...

(以下略)

 

秋に

おセンチになるのは

何も若い女性だけの特権では

ありませぬ。

 

 

シャンゼリゼは

春夏秋冬

時期を選ばず

みんなを惹きつける。。。