今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の世紀の瞬間

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なんと!

 

缶ワインが売ってた。

缶ビールではありません

ちゃんとワインです。

 

大型量販店(ハイパーマーケット)で。

 

フランス南西部「ペリゴール地方」と

「ラングドック地方」の境目あたり

『コルビエール地方』のロゼ。

 

フランスの土地の伝統の産物の価値を守り

勝手に同じ名前を名乗ることを許さないための法律

『AOC(原産地呼称管理法)』ワイン

とキッパリと明記。

 

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2013年もの

アルコール度数13度

内容量187ml

とも明記されている。

 

さらに

「ローブ(服)」(色合い)

「ノーズ(鼻)」(香り)

「マウス(口)」(味わい)

「フード・ペアリング」(合わせる料理の適正)

まで

書いてある。

 

なんと評価すべきなのだろう。。

 

量的には

最近機内で出る小さなコーラ缶ってところ。

普通に

ワイングラス1杯分です。

 

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さすがにスランスも

最近はワインにも

コルク栓ではなくねじりキャップやら

ペットボトル入り

なんてのがあります。

 

コルクは年々値上がりがひどくて

安いワインに使うのが原価上厳しかったり

ボトルも重いので輸送費がかさんだりで

テーブルワイン等は時代の波に

逆らえない様子になってきております。

 

でもね

でもね

いくらなんでも

缶入りワインなんて

誰も想像しなかったに違いない(当社比)。

 

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しっかり

プルトップの着いた

正真正銘の缶入りワインです。

 

この一歩は小さな一歩だが

人類全体にとっては

大きな一歩.....

悲しい一歩.....

 

どっちだ!?