マドレーヌの近くに
私の好きな路地があるんです。
お店のウインドーの横のあまり広くない
アーチをくぐって入って
出るのも同じ様な広くないアーチなので
何となく閉ざされた空間の感じで
知らない人が入って来る事は殆ど無い。
そして
何だか面白いお店と
あまり関係無いけれど高級ブティックとがあって
雰囲気のいいカフェ・レストランもあって。
そのカフェが
夏場は外にテラスを出すので
お昼時などは
以外と賑やかな感じがして
それもまたよし。
その明るく瀟洒な路地の一角で
レトロなものを発見。
手押しポンプの井戸ではありませんか。
何だか
田舎の情緒たっぷりの村の片隅にありそうな
こんなものが
何故こんなところに
と。
もちろん
使おうと思えば使えるのでしょうけれど
あくまで使うことなど無い
この場の雰囲気のために
保存してあるんだろうと思います。
そして
その場所というのが。。
シャネルの前。
夏休みで閉まっておりますが
それだけ余計に
寂しげといいましょうか
手持ち無沙汰といいましょうか
何とも
不思議な空間を演出しておりました。