今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の髭爺

 

こんなクラッシック・バイクが展示されていて

目が釘付けになりました。

 

なんだろう...

悩んだ末に

戦後間もないDKWだと気がついた。

 

これ

現在のAUDIの前身である「AUTO UNION アウトウニオン」

の二輪部門「モトーレンワーケ」が

1950年台後半に作ったモデルだ。

 

いいな

とてもそそられますです!

 

しかも

ハーレーなんかじゃないところが

にくい。

 

中を覗いたら。。

 

 

理髪店でした。

 

仏語講座を開講しますと

髪飾りや髷げや

髪型などは「COIFFE コワフ」で

髪床をCOIFFURE コワフュールといい

理髪師をCOIFFEUR コワファーといいます。

 

鼻髭を「MOUSTACHE ムスタッシュ」

それ以外の頬髭や顎髭を「BARBE バーブ」と言い

髭床と髭剃り師を「BARBIER バービエ」と言います。

 

だいたい

名詞に「...ier」か「...eur」をつけると

それを職業とする人の意味になります。

 

「BARBU バービュ」は

「髭を生やした」という形容詞で

「髭男」という意味にもなる。

 

ちびまる子ちゃんの

花輪家の執事「ヒゲ爺」も「バルビュ」と呼べます。

 

そしてこの店の店名は「BARBITIER バービティエ」で

「バービエ」ではなく

語呂合わせで「髭ぼうぼう屋」とでも

訳すか。。

 

 

店内の壁は

パンクな男性のポスターと

ジャズマンたちの写真が貼られています。

 

50年代末のバイクと共にファンキーでパンキーな

シクスティーズな感じ。

 

 

店内からウインドーを見ても

とても理髪店には見えない...

事はない。

 

結構クラッシックな洗髪台と合間って

しっかり

素敵な床屋さんです。

 

 

カットとシャンプーとセットと合わせて30ユーロ

以外と安いのですよ。

 

しかし。

 

「髭のカット」が30ユーロは

さすがというか

専門家の自負というか。

 

「伝統的な髭剃り(1時間のリラックスタイム)」

とあって

60ユーロ。

 

1時間のリラックスって

なんかそそられる。

 

 

今回も

「個性ある理髪店」シリーズを

お届けしました。

 

ではでは

また次回にお会いいたしましょう。