今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日のバードウオッチング

 

住宅街のはずれ

道路の片側にしか建物がなく

反対側にはやや高くした位置の上に

バスケット・コートかなにか施設があって

その下が

歩道に沿って3mほどの幅で草地になっている

そんなところを歩いていたら。

 

小鳥がいました。

 

嘴が黄色くて黒っぽい小鳥が3羽。

 

遠目に黒歌鳥にも見えましたが

それより一回り以上小さく

より

やや大きな小鳥が。

 

 

草の中を

餌を探している様子で歩き回っていました。

 

対象は小さく

そこそこの距離があったので

望遠でしかまともに捉えられない。

 

望遠だと

ちょこまか動き回る対象は

ピンボケになりやすい。。。

 

 

走って近づくと飛び立ってしまうので

距離を詰めたくて

足早に追いかけるようにしながら

レンズを向けますが

どんどん逃げて行きます。

 

でも飛び立たない。

 

 

そうこうしていると

離れたところで草地の清掃をしていたらしい

お兄さんに呼びかけられました。

 

めんどくさいので無視しようか

とも思いつつ

近づいてきて話しかけられて

よく見ると

市の係りのツナギを着た

優しそうなお兄さんでした。

 

その鳥

「エトゥルノーっていうんですよ」

教えてくれるではありませんか。

 

 

「この場所にはしょっちゅうやってくるんです」

「多い時は15羽以上で低空を舞いながら」

 

なんだか

いい人っぽい。

 

無視して逃げようとしたことを

心の中で謝りました。

 

きっと野鳥が大好きなんだろうなあ。。

 

 

帰ってから調べてみたら

「ホシムクドリ」

という和名であることがわかりました。

 

身体に白い斑点があるから

そういう名前になったのでしょう。

 

星椋鳥

なんだか素敵な名前です。

 

鳴き声を聞けなかったのが

少し心残りでした。

 

真夏のような日差しの

六月五日の午後の

ちょっとほっこりした出来事でした。