今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の秘密の花園

 

ここ数年来

パリのカフェを中心に

レストランやブティックで

お店の外観を造花で飾り立てるのが流行っている

んという話題を

何回か取り上げてきました。

 

そもそも

フランス人にとって

造花とは

墓地に手向けるくらいな感覚しかなかったのに。

 

それが昨今では

軒先を中心に店構え全体を飾り立てるのが

やたらと目立って

やや異質な雰囲気がトレンドになりつつあります。

 

しかし

中には

外観はそれほど飾り立てておらず

日よけテントの

下というか

内側に

盛って盛って盛って

「ケバ奥ゆかしい」店もあったりするのです。

 

 

このカフェなど

遠目には

全く

造花の「ぞ」の字も見えないのに

テラスの席に座るために

テントの下に入るやいなや

強烈な一撃を喰らうことになるのです。

 

全く油断も隙もありゃしません。

 

 

玄関口には

本来なら店内のホールにでも飾られそうな

大型の花瓶の

フラワー・アレンジメントが

実に造花だったりするわけです。

 

世の中は

変わりゆく.....

 

 

このレストランは

通りに沿ったテラスの席はなく

玄関の上のテントに

遠目には「ほんの少しだけ」造花を飾ってみました

みたいな造作ですが。

 

 

テントの内側は

すげえ〜〜

としか

声が出てこない。

 

 

外観に美しさだけに騙されてはなりません

内面の美しさこそ

大切なのです。。。

 

って

ちょっと違うかw

 

行く時の流行りは絶えずして

しかも

もとの流行りにあらず

 

テラスを飾るうたかたは

かつ移ろい

かつ飾り立ててとどまることを知らず...

 

ベム「人間になりた〜い...」

造花「生花になりた〜い....」