今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日のちょっといい話

2023年1月1日 08時29分 日の出15分前

2023年を迎え

皆さまに謹んで初春のお慶びを申し上げます。

 

初日の出を撮そうと

トロカデロに行ってきました。

 

元日の日の出は8時44分の予定でしたが

空全面に雲があり

15分前に街と空の境目が

ほんのりオレンジ色に染まっているものの

期待薄な感じ。

 

同09時06分

粘って待ちましたが

オレンジ色だったゾーンの色がだんだん消えて行き

そのまま空が少しずつ明るくなって行きました。

 

結局日の出の時刻を15分過ぎてもそのまま変わらず

エッフェル塔のご来光は

今年は臨めませんでした。

 

 

初日の出を背景に

写真を撮りに来た数十名の人々の中に

赤いバラを一輪持った男性と

真紅のロングドレスの女性が

二人のカメラマンを伴って来ておりました。

 

 

期待通りにはいかなかったものの

このお二人には

幸せな未来が待っていることでしょう。

 

ちなみに...

 

2021年1月1日 09時01分

一昨年はこんな光景だったんですが

残念。

 

ついでに

エトワールまで足を伸ばしてみることにしました。

 

トロカデロの噴水の位置より

おそらく10m以上標高が高いので

もし雲に切れ目ができれば

ちょうど凱旋門の日の出に間に合う間もしれない

と。。

 

同09時27分

結局ここも

残念!

 

ちなみに...

 

2022年1月1日

昨年はこうだった。

 

それより

トロカデロからクレベール大通りをエトワールに向かうと

ジレ・ジョーヌならぬ

ジレ・オランジュの人たちが

数人ずつ固まって歩いてくるのに出会いました。

 

 

親子連れも混じっていて

中にはマジックハンドを手にしている人も。

 

みんなで通りのゴミを集めています。

 

 

 

清掃局の人達とは雰囲気が違うので聞いてみたら

思った通り

ヴォランティアの人達でした。

 

「ヒューマニティ・ファースト」

という慈善団体のメンバーなのだそうです。

 

元日の朝から

父親と町の清掃のヴォランティアを

楽しそうに努める子供達は

きっと素敵な大人に育ってゆくのでしょう。

 

 



胸を張って

チョッキ(ジレ)のロゴを撮させてくれました。

 

1990年代までは

大晦日の夜はシャンゼリゼで大燥ぎをして

元日の朝

歩道と車道の段差の処に

ラッパ飲みした後地面に叩きつけて割った

ハイネッケンの瓶の破片が集められていたのを

思い出します。

 

その後の時代は

おまわりさんが動員されて警備していたので

さすがに瓶を破る光景は少なくなったようです。

 

清掃車の出動も時間が早まって

昨夜60万人が集まったシャンゼリゼも

綺麗なものでした。

 

 

 

他の場所ですが

ツリーの飾りが一個落ちていたのが

印象的でした。