今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日のフランスで一番美しい...スタバ

 

フランスで

(おそらく)一番美しいスタバのお話。

 

場所はオペラ座から徒歩1分。

 

 

外観は普通のスタバです。

 

建物はかつての貴族の館で

大通りに沿って塀があって中央が門。

 

そこを入ると小ぶりの四角い中庭で

取り囲むようにコの字型に母屋があった

はず。

 

その塀と門はなくなって

そこに現在にスタバの正面を作ったわけでしょう。

 

 

入るとすぐ左側に注文カウンターがあり

もともと中庭だったところなので

ガラスの屋根をつけてあって

比較的明るいのです。

 

 

貴族の館だった当時は

中庭奥の母屋の正面は4〜5段の階段で玄関に入る

という構造だった事を偲ばせるように

注文品を受け取って奥に進むと

一段高くなって

客席になります。

 

 

まず

天井が見えてくる。

 

むむむ

これがスタバだと!?

 

 

見渡すとこんな感じでございます。

 

 

これはどう見てもスタバには見えない

ですよね。

 

実は私

アメリカという存在がそれ程好みではございませんで

あちらの「文化」も

あまり受け付けないタチなので

スターバックスに始めて入ったのは

23年ほど前

ロンドンでの事でした。

 

英国人たちが

急に紅茶を飲まなくなり始めていて

以前から

どんなみすぼらしいコーヒーショップでも

デパートの食堂でも

紅茶を頼むと

ちゃんとポットに茶葉が入って出てきていたのに

急にアフタヌーン・ティーを出す店が少なくなって

出てきたお茶も「ティーバッグ」だったので

びっくりした頃の事です。

 

逆に

ロンドン中に大小のスタバが出現し

みんな紙コップを手に

歩き飲みしていて驚いたものでした。

 

結局その時

「アイスド・キャラメル・マッキアート」

なるものを飲まされたのが最初でした。

 

その後パリにもでき始めたのですが

美味しくない

高い

注文するとファーストネームを聞かれてうざい

などなどでこのチェーン店には

やむを得ない場合を除いて

行く気はなかったのです。

 

しかしこの写真のお店は結構有名で

前は何度も通っていたので

気まぐれに

始めて「写真を撮りに」

入ってみたというわけです。

 

 

以前は

パリでスタバに入るのは

外国人観光客がほとんどだったのですが

今では

パリっ子も結構利用するようになっているようで

このお店は現地人と観光客と

半々といった感じで満席でした。

 

 

そして多くがパソコンを開いていて

青白い光が

そこかしこからほのかに光っていて

ある意味で不気味な光景でありました。

 

Wi-Fiが無料というのがウリのようで。。

 

でもやっぱり

自分では今後も行かないだろうなあ。。。