今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の「秋の日曜日」

 

連日

公園の話題で恐縮ですが

日曜日の午後ともなれば

お天気に恵まれれば

当然公園に人が集まることになってるわけです

パリジャンたちの思考形態だと。

 

この公園の全体像を語る前に

どこの公園にも

「児童公園コーナー」がありまして

様々に趣向を凝らした遊具が様々な色や形や使われ方で

子供達の目を惹きつけているんですが

私の目も

惹きつけられるのです。

 

 

どうです

この「汽車ぽっぽ」の

素敵なこと。

 

先頭の機関車のドラムに中に

子供が潜り込んでるのは当然のこととして

大人たちが

連れてきた子供達と一緒に

座ったり

寄っかかったり。

 

 

これもそうですが

デザインも

材質も用途も

とっても良い感じ。

 

子供達が

家庭で日常に見たり触ったりしているであろう

コイルバネ

ロープ

アルミパイプ

歯車

ネジ

リベット

などなどが巧みにデザインされていて

よじ登る

潜り込む

すべり降りる

高い所でバランスをとる

ぶら下がる

なんでもできます。

 

機関車の先端部の

貼り付けてあるアルミ板のはみ出した部分や

滑り台側面の結構大きなリベットの頭の部分など

「子供が怪我をしやすい」と

恐らく日本では問題視されそう

ですが

発想の次元が全く違うんですよね。

 

 

かと思えば

コイルバネでビヨンビヨンする遊具のデザインが

パンダ

やら

アンパンマン

ではないところが

良いと思いませんか?

 

紅白のお魚に乗ってるおじいちゃんが

可愛いし。

 

 

ここは

『ペレール公園』というところ。

 

パリの西側から

北側に街のヘリを東に走って

北の郊外に伸びる郊外電車が

この辺りは地面より低いところを走るのですが

上を蓋して

遊歩道兼公園にしてしまったのです。

 

 

結構な幅の

2kmほど続く公園で

もちろん途中で道が何本も横切りますが

その横幅の

片側や

中央部に

緑のトンネルや

バラのアーチがあるんです。

 

 

そろそろ10月だというのに

まだ薔薇が残っていました。

 

このアーチの下を通っても良いし

サイドの芝生で寝っ転がるも

別のサイドの歩きやすい遊歩道を歩くもよし

ベンチも各所に。

 

要所要所の

遊具コーナーで子供と戯れるも

また良し。

 

 

ある一角には

サイドに丸く刈り込んだラヴェンダーが

ずらりと並び。。

 

 

かすかに

お花が残っていました。

 

そして。

 

 

芝生のある部分で

近くの家族が子供のお誕生日会を

仲良しのお友達を招いて

絶賛開催中。

 

ちょっとした飲み物とお菓子と

多少の飾りつけを準備すれば

あとは芝の上で遊び放題

遊具でも遊び放題

使用料などかかりません。

 

 

もちろん

カップルだって

二人っきりでお昼寝できますし。

 

日曜日の午後は

公園に限ります。