今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の公園

 

我が家からわずか3〜4分の位置に

ちょっとした公園があるのです。

 

半月ばかり続いた高温で

芝生がかなり枯れてしまっていますが

ところどころにある木々が

実に巨木なのです。

 

街中に

こんな巨木があって

市民に影を提供しているって

素晴らしい。

 

 

パリ在住の日本人の一部が

「紫蘇の木」

と冗談で呼ぶ年中赤紫色の葉っぱをつけた木が

緑の中で

独り気を吐いて

異彩を放っています。

 

 

芝生の上には

もうヴァカンスから帰ってきてパリでの日常が始まった

あるいは

目前に迫った8月のヴァカンスを待ちきれない家族が

思い思いの位置取りで

太陽を浴びています。

 

 

金曜日ということで

子供連れのママさんたちが目立ちますが

これで週末になると

お父さんと子供たちという例が目立って増えるんです。

 

私など

日の当たらない位置のベンチを探して

座るのですが

彼らは

2時間ほどいても日陰にならないところを選んで

くつろぎます。

 

 

中には

上半身を脱いだ青年の二人連れもいて

単なる友人なのか

恋人同士なのか

誰も気にしません。

 

肌が白いので

この二人はまだヴァカンスに行っていない

「これから組」

なのでしょう。

 

 

芝生のある場所が4か所に分かれていて

その間に

舗装はしてあるものの

車は一切入れない前提の道もあって

そこは

幼児用キックボードに乗ったのっちっちゃい子たちが

自由に走り回っています。

 

7・8月以外ならもっと混み合うはずなんですが

そこはヴァカンス真っ最中とあって

渋滞(?)もせず

スイスイ。

 

 

飽きたら歩き回り

その後またキックボードに戻る

の繰り返し。。

 

 

ちょっと大きいお姉ちゃんは

さすがに漕ぐ速度が速くて

うんと望遠にしてるので

ピントが少しボケてしまいました。

 

 

キックボードの子供たちは

幼児用の3輪なのに

しっかり全員がヘルメット着用で

それがまたひときわ可愛いいのです。

 

 

3箇所ある遊具のある「児童公園」みたいな所は

50cmほどの低いフェンスで囲まれていますが

そこは

お母さんやら

お父さんやら

おばあちゃんやら

おじいちゃんやら

シッターさんやらが連れてきた

多くの子供達で

相変わらず賑わっていました。

 

他人の幸せな時間を眺めて

自分も小さな幸せを感じることができる

貴重な場所です。