今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の案内係

 

今日の写真は

乗車中の路線バスの車窓から

慌てて撮ったもので

アングルが傾いていたり

バスの窓の汚れでおかしなところが多々

あります。

 

パリ市の南西の角あたり

「Porte d'Auteuil ポルト・ドートゥイユ」という

場所の

メトロの出口に

同じユニ姿の若者たちが

通行人やら

メトロの階段を登ってきた人たちに

なにやら話しかけていました。

 

 

背中のロゴで

すぐわかりました。

 

『Roland Garros ローラン・ギャロス』

です。

 

つまり

テニスの世界四大大会の一つ

「全仏オープン」の大会なんですね。

 

今日5月22日が開催初日だったことを

すっかり失念していました。

 

 

「ローラン・ギャロス」というのは

会場の名前で

そのまま「大会」を指す呼び名として

定着しています。

 

始まったんだ

感慨にふけったり。

 

というのも2020年は

コロナの最初の猛威で街がロックダウン状態だったために

本来この時期の行われるはずが

4ヶ月順延されて

9月末に

厳格な検査や対策の元に

規模縮小で行われた。

 

去年2021年も

開始を1週間ずらしなんとか開催。

 

今年

やっと例年通りの

一切の規制などない形での開催で

入場券は前売りで95%売れていたらしい。

 

 

メトロの出口には

グッズの売店までしっかり設置してあります。

 

この位置から会場まで

1kmくらいで

歩いて10分ほど。

 

今後大会日程が進んで行くと

大勢のファンが行き来する姿を

毎日目にすることになりそうです。

 

マスク着用義務もなく

観客収容の数的制限もなく

3年ぶりに

本来の「全仏オープン」の雰囲気を楽しめることと

なりました。

 

 

案内係りの若者たちも

にこやかな表情でした。