今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日のオタキゼ

 

19世紀幕末に日欧の交流が始まるとともに

貴族や文化人たちの間で「日本文化」への関心が高まり

『ジャポニズム』などという芸術様式すら

生まれたのですが

その後

特に日本文化や日本の生活様式に深く傾倒して

日本通になった学者や文化人

あるいはその様を指す言葉として

『ジャポニゼ(日本化した)』

という言葉が生まれ

さらに

日常生活に深く日本人化したフランス人を

「タタミゼ」

とい呼ぶようになりました。

 

そして今や第三世代が登場し

「manga」「animé」「otaku」

などがそのままフランス語として認知され

「コスプレイヤー」が

パリ市内を白昼堂々

闊歩する時代と相成った次第なのであります。

(ごく稀にしか見ませんが汗)

 

 

そんな今日

まさしくコミック本から抜け出したような

すごい少女に出会いました。

 

あんまり雰囲気が素敵だったので

信号待ちの彼女が横を向いた瞬間の写真を撮って

振り向いたので挨拶して許可を求めたら

すごくかわいい笑顔で笑ってくれました。

 

上の写真の直後のことで

その表情が撮れなかったのが残念。

 

高校生くらいだろうか。。。

 

 

実は一昨日

とあるパッサージュを歩いていて

中の小さなカフェの店頭の

二卓しかない外テーブルの一卓に

柳原可奈子さん風の「メイド姿」のお嬢さんが座っていて

写真撮らせてもらおうと聞いてみたら

断られたばっかりだったのです。

 

 

それだけに

「天使降臨」とでもいいましょうか。。

 

大通りを渡った後

向こう側の

映画館の入り口で表示を読んでる後ろ姿まで

撮っちゃいました。

 

さらに言えば数日前にも

コスプレイヤー風のお嬢さんが

お母様らしき女性と歩いているのに

遭遇したのです。

 

 

こちらの彼女は

ちょっと「怖め」でしたw

 

 

そういえば

メトロの構内のポスターに

なにやら。

 

 

何気なく写真に収めていたのですが

改めてよく見ると

日本のアニメとアニメソングのヴィデオなどを

専門にしているネット配信会社が

アメリカからフランスに上陸したみたいです。

 

イタリアやポルトガルには既にあったらしいのですが。

 

もはや

「タタミゼ」どころか

「オタキゼ」の時代に突入した

我が第二の祖国の今日であります。