今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の学生街の本屋さん

 

サン・ミッシェルに行ってきました

銀行に呼び出されて。

 

今を去ること大昔

渡仏後の1年

地方都市「トゥール」の大学で過ごした後

パリに上京して「ソルボンヌ」に入学。

 

その時フランスで初めて銀行口座を持った。

 

それがソルボンヌのすぐ隣で

以後ずう〜〜と

同じ支店です。

 

聖ミカエル(サン・ミッシェル)広場の

ミカエルの噴水は

しっかり水を出していました。

 

「ブール・ミッシュ(サン・ミッシェル大通り)」で

面白い本屋を見かけてしまった。

 

 

何が面白いかって...

店の外に

本を地面に直に立てかけて展示してるんです。

 

うへぁ。

 

 

おかしいでしょ

どう考えても!?

 

汚れるし。

 

どうやら古書だけ集めた

「本のディスカウント・ショップ」

らしい。

 

と思ったら

古書のディスカウント・ショップが

近くにもう一軒あった。

 

 

店内の

「投げ売り感」半端ない。

 

 

店頭の「ワゴン・セール」も

各々20サンチーム!

 

 

ごちゃごちゃの「CDとDVD」は

3点1ユーロ

「もってけドロボー」ってやつですね。

 

『スパイダーマン2』があるw

 

しかし

サンミッシェルの本屋といえば

知らない人はない『ジョゼフ・ジベール』です。

 

 

サンミッシェル広場のすぐ脇に

分家(?)の『ジベール・ジューヌ(ジュニア)』

もあるのですが

どちらも

6フロアーが古色蒼然で本だらけ。

 

 

一人分の幅の小さなエスカレーターで登ると

各フロー到着はこんな感じで

エスカレーターの左右から後ろへと空間が続きます。

 

美術の書籍

伝統的な装丁の古典文学のシリーズ

黄色いラベルは「古書」マーク。

実はこの書店

別棟に買い取り部門があって

学年末には学生たちが教科書や参考書を売りに来ます。

 

すべてのジャンルで

新書と古書と混じっていて

古書は(状態によりますが)2割安くらい。

 

作者別に並ぶ小説のペーパーバック(古書多し)

教科書と参考書のフロアー

高卒後に行くグラン・ゼコール進学の「予科」の理系のコース数物理化学の参考書

ライト・ノヴェルやソープオペラ・ポエムの人気本

教科書は

学校側からのリストで

タイトル

出版元

発行年度

の指定によって各自購入ですが

中古を買う人は多い。

 

 

窓の下の隙間に

高さ50cmをを超えそうな

巨大な美術書が突っ込んであった。

 

種類別カルチャー紹介本の「日本」の部分

文学や美術や歴史の日本コーナーは

別にあります。

 

新刊書とベストセラーの紹介コーナー

とにかく

書籍の「アリババの洞窟」みたいな本屋さんで

考えうるあらゆる種類の本が

揃っています。

 

ただし

「ハウツー本」みたいなものは

フランスでは見たことがありません。