馬鹿の大足
間抜けの小足
中途半端のろくでなし...
新型コロナ・ウイルスの世界規模の蔓延以後
やることがなくなって
私は歩くことにした。
毎日
欠かさず
1〜3時間歩く。
歩数で最低でも4500歩から
時には13000歩ほどにも及ぶ。
そうすると
いろんなものが見えてくる。
いろんな発見がある。
多くの教会を訪れ
美術館にも日参して
写真を撮りまくる日々。
左岸の「グラン・ゾーギュスタン界隈」に
こんな足があった。
ググってみても
誰の作品だか情報が見つからない。
ルーブルや
古代ローマの遺跡の町の博物館などで
ローマ時代の巨大な足の彫刻をいくつも見かけたが
ここにあるのは
それらに比べると表情が乏しく
作りも雑に見える。
だから
誰が何の目的でここに変わったのかの情報が
出てこないのだろうか
と思うのは穿ち過ぎか。
しかし
目的を定めずに歩き回っているおかげで
かなりダイエットできたし
様々な意味で
良かったとしみじみ思う
今日この頃。
今日もパリの街角で
また新たな発見がある。
歩ける自分に感謝して
自分の足を褒めてあげよう。
馬鹿の大足
間抜けの小足
ちょうど良いのは俺の足。