今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日のグッドデザイン賞

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1月19日木曜日

素敵な遊具を見かけました。

 

とある大きなロータリーの広場の歩道部分の一角に

一見何やら不思議なものが。

 

巨大なネズミ捕獲器みたいにも見えるが

これ

滑り台でした。

 

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敷地(?)に当たるところは

細かな穴を打ち抜いたアルミのパネルで囲ったあります。

 

中は子供が転んでも危なくないように

ウレタンマットが敷き詰めてあり

右奥に何やらある。

 

この角度で見ると

一本足の「カラカサのお化け」みたいにも見えるし(笑

 

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滑り出てくる「ノズル(?)」の方から見ると

後ろから見たジェット戦闘機

みたいでもあるじゃないか。

 

と思って

入り口の右奥にあったものをと見てみれば。。

 

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これ

操縦席のインストルメント・パネル

ですよねきっと。

 

スロットル・レバーみたいなのが突き出しており

ジョグダイアルがあるところなど

ゲーム機の雰囲気もあるし。

 

こりゃ

子供達に人気があるだろうなあ。

 

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全体は3つのパートに分かれていて

真ん中の部分にハシゴで登ると

片側は

バスケットボールのカゴみたいで

お立ち台か。

 

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反対側に

滑り台のパイプの入り口が見える。

 

滑ってみたい

きっと中でつっかえるけどw

 

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そのすべり降りるパイプの出口が

微妙にねじってあるんだ。

 

あくまでも

単純にはできていないと言うか

あそばせる側にも遊びがある

と言うか。

 

たった「滑り台」1台だけでも

十分にあれこれ考えさせてくれます。

 

「滑り台とはかくあるものだ」

と云う

動脈硬化的な固定観念が全くない。

 

いいね

いいね。

 

こんな環境で育つフランス人と競争して

これから先に

各種の分野で競い合って行くのは

日本人の子供達には大変だろうなあ

と改めて。。。。。

 

発想の柔軟性は

偏差値競争では身につかないからね。