今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の「上には上が」

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いやあ〜

上には上がるもので。

 

サンジェルマン・デ・プレの裏通りで

一昨日ご紹介した「茶商」より

もっと

大掛かりなお茶屋さんと出っくわしてしてしまいました。

 

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店名は

日本語ではなくアルファベット

ただし

意味は不明。

 

結論から言うと

ググってみたら

日本にあるお茶屋さんのようです。

 

左側の壁には

ずらりとお茶葉の見本が並んでいるよう。

 

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お客もいて

入ったところに

セルフサービス用のカゴまで置いてるし。

 

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そして

反対側の壁には

量り売りの茶葉の大缶がずら〜〜りと並んでいるのです。

 

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その数ざっと

120〜30はありそうな勢い。

 

前にご紹介した店は

茶葉は小分けした小袋や紙筒に入ったものが

奥に並んでいましたが

外からは

茶器が目立ってました。

 

そこへ行くと

ここんちは本当の意味で「茶葉商い」です。

 

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ウインドーには

現在おすすめ商品と思しき茶葉が

見えるように展示されております。

 

煎茶と

緑茶の「フレーバー・ティー」と

ほうじ茶のようです。

 

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さらには

クリスマス限定商品の缶も三種詰め合わせセットで。

 

「ホワイト・クリスマス」

「クリスマス・ソング」

「ジングル・ベル」

という命名でした。

 

お歳暮になりそう笑。

 

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お歳暮といえば

当地ではクリスマスのプレゼントです。

 

ここ2〜30年ほどですっかり定着した

南部鉄瓶の急須が飾られております。

 

ちょっと気の利いたサロン・ド・テ

(紅茶とケーキをいただくお店です)

では

磁器のティーポットの代わりに

いろいろな色に染められた

「南部鉄瓶」でサービスされることが普通になりました。

 

重くて注ぎづらい笑。

 

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抹茶も

自宅で点てる人も増えたんでしょうね。

 

昔はフランス人のお宅に行くと

わざわざ

「日本のお茶」を

嬉しそうに出してくれることがありましたが

明らかに物珍しさで購入してみたという風情で

今では珍しくなくなった緑茶のハーブティーで

お砂糖を添えて出されたものでした。

 

隔世の感があります。

 

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ところで

この店は

日本が先でフランスに出店したのか

フランスが先で日本に進出したのか

気になるところです。