シテ島に入ろうと橋を渡ったら
道路が警察車輌で厳重に封鎖されてました。
よく見ると
歩行者は警察車輌や機動隊員をかき分けながら
スイスイ歩いております。
(この辺が日本とは大違い)
この建物は
裁判所が一部(かなりの部分)を使ってる
『Palais de la Cité(シテ島の宮殿)』
なのです。
それで思い出した。
2015年11月13日
パリ下町の劇場「バタクラン」と
パリの北の外「サン・ドゥニ」の町の
国立競技場「スタッド・ド・フランス」前での
イスラミック・ステートにかぶれた連中の
テロが行われて
その犯人たちの裁判が始まってたのでした。
裁判所の正面ゲート前では
フランス24というニュース専門チャンネルと
もう一組
テレビ・クルーが中継をしております。
ちなみに
130名が命を落とし
数百目の負傷者を出した凶暴なテロ事件の
逮捕された関係者14名の
「被告人尋問」が今日から始まり
唯一生きて逮捕された実行犯
『サラー・アブデスラム』
が尋問される日でした。
それにしても
同じ建物の敷地内に
13世紀半ば
ステンドグラスが一番美しかった時代の
壁の全てがステンドグラスという『サント・シャペル』
という教会があり
裁判所の門のすぐが敷地への入り口手前なんですが
見物客が門の側の入り口前の歩道に
しっかり並んでるという光景が
実にシュールです。
その辺は
さすがにフランスというところですね。