今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の茫々

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ビルの壁面に植物を這わせることが一部で

最新トレンドとなっているようだが

それにしても

と言うくらいすごい建物があったのです。

 

一言で言って

「草ボーボー」

状態。

 

パリの建物は道路に沿って横長で

左右は別の建物とつながりあって建てられている。

 

であるからして

側面の壁面は装飾などは一切ない。

 

その側面が

土地の都合で他の建物とつながったり

中庭に面したりせずに

外部に剥き出しになっていることが稀にあって

そういう壁面は

往々にしてグラフィティーの標的にされて

ストリートアートが落書きされることが多いのですが

この建物は

それを避けるためにも

先端的「植林」を選んだのだろうか笑?

 

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よくよく観察してみると

壁面全体を数メートル四方に区切って

あれこれ植物が飾られていることは

なんとなくわかるものの

それらの植物の選択に一貫性が感じられず

育てるのにも一貫性がなかったのか

とにかく

ボーボー状態。

 

この種の側面には普通窓もないことが殆どで

ごくたまに

台所か浴室かの小窓が

少数だけ開いてることがあるくらいなので

植物を育てるには

適していると言えば適しているのですが。

 

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何やらお花が満開の部分に

一つだけ窓がある模様。

 

メンテナンスをしっかりやれば

美しい建物

と言われていたかもしれないのに

残念っ!

 

時に

毛虫の大量発生が起こることもあるので

お住いの皆様方は

お気をつけくださいまし。