歩いていたら
近くで「カツーン」と乾いた音がしました。
もしや
と思って見てみたら
案の定
マロニエの実が落下して来たのでした。
近くをよく見て見たら
落ちてる落ちてる。
マロニエは
日本語では「セイヨウトチノキ」というそうです。
そして
その実は栗に似ています。
イガイガが栗よりずっと大雑把で
実も歪んでるけど。
頭上を見上げると。。
これ
頭に直撃を喰らうと
見るからに相当痛いはず。
幸い自分も含めて周辺に
これまで犠牲者はいません。
ところでフランス語では
果実の名前の語尾に「ier(ィエと発音する)」をつけると
その果実をつける草木事態に名前になります。
いちご「Fraise フレーズ」がなるのは
「Fraisier フレジィエ」ですし
りんご「Pomme ポム」は「Pommier ポミィエ」
バナナ「Banane バナンヌ」は「Bananier バナニィエ」
と言う具合。
しかし面白いことに
栗は「Chataigne シャテーニュ」と言って
栗の木は「Chataignier シャテニィエ」なのですが....
栗の場合木に実ってる間は「シャテーニュ」で
食品になると「マロン」と呼ばれるんです。
もちろん
マロニエの実もマロン。
何が何やら笑
ただし
マロニエの実は微弱な青酸成分を含むので
食べるとお腹を壊します。
イノシシは大好物ですけど。
栃の実も同じですから
「栃餅」を作る時は
その実を水にさらして
粉にしてからも水にさらしてアク抜きをして
ずいぶんな手間隙かけないとできないんですよね。
昔の人たちは
創意工夫と努力を怠らなかったんですね
見習わなくっちゃいけないと
自戒。