今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の眼福 <加筆>

【謹告】ブログタイトルの再度の変更のお知らせ

これまで何回かブログタイトルを途中で変更しました。

「覚えにくい」「検索しにくい」とのお叱りがあり再び変えてみることにしました。

煩わしくて申し訳ありません。今後ともご愛読よろしくお願い申し上げます。

 

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昨日までとは打て変わって

時折小雨の降る

寒い1日でした。

 

午後の気温17度。

 

いつでしたか

「パレ・ガルニエ/モード美術館」でやるはずの

「ガブリエル(ココ)・シャネル特別展」が

外出規制やら

美術館開館規制やらで

見に行けないと愚痴りました。

 

規制が解けて

行ってきました。

 

本来ならば

とっくに終わってるはずの時期ですが

特別延長してくれてました。

 

最初の写真は

1930年のイヴニング・ドレス。

 

アイヴォリーのクレープ・ド・シーンに

黒のプリント柄。

 

今でも何の違和感もなく着られそう。

 

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これは1937年発表のイヴニング。

 

シルク・ビロードと

2パターンのレースと

タフタと

シルクのチュイルとの組み合わせ。

 

300点くらいの展示でしたが

とにかく

各作品のレースごとに

パターンや編み方を指定して作らせた

と思しき霞のような薄いレースが

下の生地の柄を立体的に浮き上がらせたり

見えないような部分のステッチまで

神経が通っていたり

さすがは

オートク・チュールの草分けという名声に

ふさわしい素晴らしさでした。

 

でも

日本の若い方々は

こんなドレスを見せられても

ピンとこない方も多いでしょう。

 

お約束のシャネルスーツも

たくさんありましたが

とっておきの一着を。

 

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1958年

ガブリエル・シャネルが自分自身のために作った

文字通りの『シャネル・スーツ』スーツです。

 

後日

別のブログで一章を掲げようと思いますが

その際はお知らせいたします。

 

すっかり満ち足りた

1時間半を過ごしました。

 

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