今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の忍びの者

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花屋さんの前を通るたびに思う事。

 

商品のお花を店の前の歩道にたくさん並べて

店の壁と展示してある花々との間は

人一人が通れるだけしか空いてない事など

ザラなのです。

 

日本だったら

という言い方は嫌なのですが

きっと「違法」なんでしょうねえ。

 

こちらでは

お店が市の公共サービスの歩道管理課に

許可を申請してあるはずなのですが

そういうのが許可される

心の広さといいましょうか

お花の人間社会に占める位置といいましょうか

良いですよねえ。

 

ただ

今日のひとりごとはそんな事ではなくて

バケツに入った花々や

鉢植えに混じって

背の高い木が二本。

 

こちらは

ペントハウスの住人が屋上に空中庭園を作るので

結構背の高い木々も扱ってはいるものの

屋上庭園や窓の前のテラスのためなら

強風に倒れないように

もっとしっかりした幹の木のはず。

 

しかも

オリーブの大木や

糸杉やモミの木などのコニファー

あるいは

東南アジアや南米やアフリカなどの

生命力の強い木が好まれる。

 

でもこれ

普通のプラタナスで

高さは7〜8mありそうだけど

幹が細いのでまだ全くの若木で

落葉樹ということもあり

屋上の空中庭園には向かないはずなのになんで

とよく見たら。

 

なんと

歩道に植えられてる街路樹でしたよ。

 

同じ通りの他の木より小さいので

ここだけ植え替えたんでしょうが

それが

商品ディスプレーに「紛れ込んでる」ところが

(紛れ込ませてる?)

憎いねえ。

 

うん

悪くない。