散歩中に土砂降りの雨に遭遇。
小さな折りたたみ傘を持ってはいたものの
雨を通さないはずのナイロンみたいな生地の上っ張りを透して
中の上着もぐしょ濡れになってしまいました。
で
いそぎ足で歩いていたら
営業禁止のはずのレストランが一軒
なにやら明るい。
よく見たら
店頭販売をやっている様子。
クレープをその場で焼いてくれるようで
それ以外にも
チーズの切り口を電熱器で温め
とろけてくるところをすくい取って食べる「ラクレット」を
サンドイッチにしてくれるらしい。
なんと牡蠣まで
6個12ユーロ
12個22ユーロ
12個+白ワイン1本で30ユーロ!
これは殻を開けてもたせてくれるはず。
涙ぐましい努力です。
そして極め付けは
奥に並んでるワインボトル。
今やあちこちのレストランがやり始めたのですが
ワインのストックを寝かせておくのもつまらないので
「店頭で売っちゃえ」というわけで
一般の商店は営業できるのに
カフェとラストランだけ営業できないのが延々と続いてる。
政府から
前年の売上の80%とかの支援金が出てるらしいけれど
閉店した店もあちこちで見かけます。
辛い時代を生き延びるために
みんな必死で頑張ってる。