今日のパリに春を届ける仏様

暖かくなり
午後は8度あったパリでした。
通りかかった花屋さんのウインドウの中に
とてつもないものが見えた。
なんと
巨大な檸檬。

鉢植えの檸檬に
長さが優に25cmはあろうかと言う
見たこともない巨大な果実がぶら下がってた。
いくらなんでも。。

なかには
表皮がゴツゴツと
まるで手榴弾のように割れてるのも。
急に気温が上がったと思ったら
檸檬も急に巨大化するんだろかしらん?

こう言うのって
意外と食べても美味しくないことが多い
と
思う。
しかし
途中から気がつきました。

これ
実は「Citron Corse コルシカ・レモン」
と巷で呼ばれる独特の柑橘で
大きい果実だと
人の頭より大きくなることもある!
そして
時が経てば。。。。

こうなります
運がよければ。。
正式名称は「Citrus Medica Corsica Cedra」
簡単に「Cédra」
和名「仏手柑 ぶっしゅかん」
といいます。
コルシカでは
ジャムにしてお土産に売ってる。
しかも
結構美味しいマーマレードです。
でも
鉢植えで売ってるのなんて
初めて見た!

桜草(プリマヴェッラ)も
赤青白黄ピンクと
綺麗に並んで
春の到来を告げています。
桜草といえば
『Primavera 春の到来』
ボッティチェッリの名画を思い起こさせる。
ヨーロッパは
長い冬(ゴシック)の後にやっと訪れた
陽光が降り注ぎ
花々が咲き誇る
「春の到来(ルネッサンス)」を謳歌したのです。

更によく見ると
金柑の鉢植えも出てました。
来週あたり
また寒波が戻ってくるらしいですが
ミモザも売ってるし
パリのお花屋さんの店頭には
一足早く
地中海の春がおめみえしています。
「仏様の手」の温かみを想像しながら
本物の春を待ち侘びて
毎日を過ごして行くことにしましょう。
今日の仏日で平常と衝撃

本日の写真は全てフランスBMF-TVの
画面の撮影です。
1月24日夕刻
テレビでニュースチャンネルをつけたらら
いきなり刺激的な映像が
眼に飛び込んできた。

薄暗くなりかかっている街角に
紅蓮の炎が上がっている。

タイトルには
「目標にされたアジャンの県庁」
とある。
よく聞いてみると
仏南西部「ラングドック・ルシヨン」地方の首邑
アジャンの県庁を
近郊の農家のデモ隊が「襲撃目標」にしたらしい。


EUの酪農政策に合わせて環境基準を変更する際の
高負担を酪農家に押し付けて
補償を惜しむ政府に不満を募らせた酪農家たちが
堆肥(家畜小屋の糞尿の混じった敷藁)と
そこから回収される汚水とを
アジャンの県庁の門前に投棄して火を放って
抗議行動をおこなっているという出来事の
現場中継と
スタジオでの農業問題専門家
および議員との
激しいやりとりの番組でした。



メガホンでアジテーションするのは
「村落間問題調整委員会(意訳)」の
デモ企画リーダー達。
現地レポーターにインタヴューを受けた
中年の酪農家は
「こんなに人が集まったのは初めてみた
しかも青年層がこんなに集まったなんて」
と感無量の様子。

驚いたことは
火の手の凄さではありません。
他に延焼する恐れはない
この程度のことは
フランスでは国民の抗議行動の中では
ありきたりのことだから。

デモ隊リーダーの抗議の演説を
明瞭にテレビのマイクが拾って視聴者に伝えている
事実でもありません。
それは
国民の抗議行動の報道では
当たり前のことだから。


次々とやってきて
堆肥を県庁正門前に積み上げて帰ってゆくトラクターを
大群衆が拍手で送り出すことでもありません。
そんなことは
フランスのデモの際は
ごく普通に見られることだから。
画面の
スタジオの抜き窓で
地方政治家と
国の政治家と
専門家とが
喧嘩腰で討論を続けている事でもありません。
そんなことは
フランスの政治報道の風土では
当たり前のことだから。
驚いたのは
フランスでの平常映像が
日本では「衝撃映像」として扱われるはずだ
と
気がついたこと。

画面には
即時に行った世論調査が表示されのうぎょぷ
国民の72%が
EUの農業政策はフランスにはハンディキャップになる
と回答し
デモ行為に理解を示す国民が82%いて
今回の行動を批判しないと答えた国民が60%超いて
酪農家への環境汚染規制強化で
価格が上昇するであろう事態に
国民の35%が
食料品への現状より高い価格を支払うことに
同意しているということ。
おそらく日本では
デモの国民の受け取り方も
価格上昇への覚悟も
報道姿勢も
この種の出来事を「センセーション」としえしか
捕らえないだろう
と言う事です。
フランスの常識は日本の非常識
日本の常識はフランスの非常識
と言うことに
改めて気づいてしまった事でした。
今日の優しさ

寒い寒い日々が続きましたが
やっと気温が10度以上も高くなって
午後は12度を超え
陽光の明るい午後になりました。
まだ寒かった二日前
とある通りから大通りに出る角で
ちょっとした光景を見かけて
気温の上昇より先に心が温かくなり
光景を眼にしました。

地面から1m程の基礎部分の上に
50cmほど引っ込んで
1階と2階がつながって全面ガラス張りの建物の
その基礎の部分の上に
何やら乱雑にビニール袋みたいなものが並んでて
端っこに畳んだテントがありました。
一人のホームレス氏が
その張り出しに全財産を持って
滞在しているようなのです。
そして
その滞在者が
通りかかったおおじさんに何やら話しかけてる。
小銭を求めてるのかと思ったら
なんとスマホを借りて
電話を始めたのです。
そのおじさん
嫌な顔ひとつせずに
自分のスマホを使わせています。
件のホームレス氏がむこう向きになったので
写真を撮ったのですが。。

なんと
ガラスの壁の向こう側は
高級なサンドイッチのレストランでした。
スタッフが
中で黙々と食材をいじっています。
普通だったら
食事の店で
ガラス窓の向こう側にホームレスが滞在してたら
きっと追い立てるとおもうのです。
それがなんと
昨今の寒さの中で
ホームレス氏に
そのまま滞在を許している優しさ。
そして
店内からも丸見えなはずのそんな光景に
お客も
おそらくクレームをつけたりしないらしい
懐の広さ。
そんな光景を目の当たりにして
パリの社会は
まだ捨てたものじゃないと
実感させられてしてしまいました。
いい話だなあ。。
今日のパリの色々

連日午後でも氷点下1度
なんて日々が1週間ほど続いている
冬らしいパリの今日この頃。
冬の公式バーゲンが開始されて
最初の週末をむかえました。
フランスは小売業法で
勝手な値引きを認めておらず
夏と冬と年に二度
「SOLD ソルド」
と銘打ったバーゲンが認められているのです。
もちろんその法律は現在では有名無実になっていて
「ソルド」以外の名称で
「(〇〇デパートの)◯日間」
「プロモーション」
「VENTE PRIVEE プライヴェート・セール」
などの名称でバーゲンが行われていますが
「ソルド」と名乗れるのはこの年に2度の時期だけで
全国の善男善女が待ち焦がれています。
そんな賑わう時期の通りを歩いていて
色の洪水みたいなウインドウに出会いました。
どうやら男子用シャツ屋さんのようです。
ただし
色のことだけで言えば。。

カシミヤ屋さんで
真冬なのに超明るいパステルカラーで
頑張ってるお店も
有るのですが。。

今日の話題は
色だけではなく
柄行き自体がカラフル過ぎる(変な言い方笑)
独特の感性の
色々過ぎるお店なんです。

建物の扉口のてんこもり。

まるでタトゥみたいな
究極のヴェジェタリアンw

古典的止め金つきの
薄い書類ケースの積み重なった山。

店内の商品棚も色々色々。。





これらの殆どは
ネクタイを締められるカラーの
いわゆるドレスシャツなんです。
それなのに
この色と柄の物凄さ。
シャツを一枚一枚広げて見なくとも
途方もない色柄のヴェリエーションが
想像つきます。

一部
単色のスエットみたいな商品もある様ですが
ほぼ全部が
これらの個性豊かな柄の極端な色のシャツだけで
商売をやってるこのお店。
成り立ってるのが不思議なレベルですが
購入する人が
しっかり存在するんでしょうねえ。。
昔の総理大臣が言ってた言葉
「人間色々」
を地でゆく個性的なファッションのお店です。
パリは色々だ。。
今日のパリは宴の後のエコロジー

2024年も初旬が過ぎました。
新年に入って
パリ市の広報ボードで
この様なポスターを見かける様に成りました。
「ツリーに
"La seconde vie=secand life"
第二の人生を与えましょう」
これ
もちろんクリスマスツリーの事で
人生と訳しましたが
実際は「木生」ですから
現実的に訳せば「新たな命」と言うことです。
つまり
ツリーをただ廃棄するのではなく
ツリーに再活用の場を与えよう
と言う啓蒙ポスターなのです。

辻々のツリーはまだ残っているのもありますが
今週に入って街のあちこちに
ツリーが「ゴミ」として出されているのを
目にする様になりました。

見えにくいですが
ツリーの右奥に
街頭のゴミ箱があって
そこには定期的にごみ収集に来るので
その場所に捨てられているわけです。

あるいは
各建物の前に
毎朝建物のゴミバケツをだしておいて
毎朝くるゴミ収集車に持っていってもらう
システムですが
ツリーは結構場所を取ります。
そういえば
最近アウーパーのキャッシャー近くに
「ツリー様」と言う
大型のビニール袋が売られています。
12月25日に誕生したイエスが
羊飼いや近隣の農民たちが見に来てはいたものの
東方の異なる三民族の賢者たちが
イエスの元に同寺に到着したのが1月6日で
彼らからその場で「神の神子」と崇められた故に
その日を
神が人の子の姿で初めて世に現れた日
すなわち「公現祭」と言う祝日になりました。
その公現祭までツリーを飾り
その後の最初の日曜日をすぎたら
撤去することになっています。





この建物の前は
地上階のアパルトマンの窓の前を空けて
出されています。
フランスではかなり珍しい
日本的な気配りとだと思いました。

昔は
外に出す前に枝を切り落としていたものです。
今ではすっかり少なくなってしまいました。



結局この通りは
ほぼ全ての建物で
今日ツリーを出している住人がいた様です。

パリ名物の
映画と演劇の公園ポスターの掲示塔の下にも。
「ツリーに第二の生かす道を」と言うキャンペーンなら
それなりに集積場所を指定してるはずだろうに。。
と思って
ふと思いだした。
数年前のこの時期に
ツリーの集積所の記事を書いたと。
で
あの時見た場所の一つに行ってみることにしました。

おお
「ツリー収集場所」
と言う張り紙がある。


そして
やっぱりありました。
同じ場所に。
ここに集められたツリーは
パルプ工場にでも運ばれて
いろいろな用途の紙製品に再生されることでしょう。

その後
何軒かの花屋さんの前を通りかかると
ミモザが出ていました。


冬のお祭りがクリスマスなら
春のお祭りは復活祭。
花屋さんの店頭では
イースターを待たずに
すでに春の訪れを見ることができました。
今日のルネッサンス(再生)

パリの大聖堂
『カテドラル・ノートル=ダム・ド・パリ』
が火災にあって5年目を迎えました。
1月10日水曜日の寒い寒い夕刻
シテ島のそばに行ってみたら
崩落した尖塔の再建がついに始まっていました。

800年を経た屋根の木組みが
おそらく漏電による失火で燃え上がり
十字架型構造の教会建築の交叉部の尖頭が燃え落ちて
石造りアーチの天井を突き破り
倒壊しました。

地上高45mの屋根の上に
表面に250tの鉛板を貼った
同じく250t栗の木で組み上げた尖塔は
合計500t。

当然消失していない屋根も
頑丈な石組の天井も突き破って落下し
屋根の殆どを消失し
交叉部の天井を崩壊させてしてしまったのです。

火災から4年後の
オリンピックイヤー(つまり今年です)には
屋根と尖塔を再建する予定でした。

石造りの重たい天井の重量は
ゴシック建築最高の発明である「飛び梁」で
外に逃して控え柱に吸収していたのですが
850年ほどの長期間で
乾燥し尽くして非常に脆くなっていた筈で
保持に非常に神経を使ったとか。


木製の補強財で保持しながら
屋根と尖塔を再建したあと
数万トンとも言われる放水を受けた飛び梁が
以前と同じように支えて行けるか
構造上の力学計算が大変な作業だったそうです。

屋根の木組みの再建のために
フランス全土の森から
最初1000本
追加でもう1000本
樹齢数百年の樫を中心に厳密に選んだ木々を
伐採しました。
アルマダの海戦でスペインの無敵艦隊を破り
海洋支配圏を手にしたイギリスに対抗出来る様に
マザランとリシュリューが
艦船建設用に全国に植林した樫の木が
今回の作業に大きく貢献してくれたそうです。

3年半に及ぶ強度計算がおわって
昨年9月から実質的再建工事が開始されました。
そして昨年12月はじめ
天井の再建とその強度確認とがなされて
その上に尖塔を組み上げるために
木組みの構造部が乗せられたばかり。

木製尖塔の被覆は
当時の様に鉛になるのか
あるいは鉛害を避けるために亜鉛版にするのか
よくわかりませんが
全体を足場が取り囲み
煌々と照明が灯されているこの光景に
なんだか
やっと希望が湧いて来たのでした。

シテ島の横を
工事中のカテドラルに向けて
セーヌ河クルーズの船が進んでゆきます。
夢の様な
美しい光景でした。
今日のドクター・ドリトルJr.

今日のパリは寒かった。
お昼過ぎにも小雪が舞って
屋根の縁にうっすらと積雪が見られるほど。
その寒い中
しかも
外気温マイナス1度の午後
かなり遅めの時間になって出かけました。
そうしたら
駅で三刀流の物体を見かけた。
おそらく
外国の観光客と思われる家族の
お子さんが持ってた物。。

寒々とした空模様の暗い中を歩いて
震えながら駅構内にやってきたら
えらく明るいオレンジ色の物体に
直ちに目を惹かれました。
大人がキャスター付きのバッグを引いていく後ろから
7〜8歳の男の子が引いている物体が
もちろん鞄だろうと思ったものの
その形状が全く見たこともない
不思議な形だったのです。
木馬型?

んん!?
足置きの出っ張りがついてるし
小さいながら
ハンドル状の持ち手までついてて。
しかもよく見ると
黒いシート・ベルトまで
備わっているではあるませんか。
キャスターが付いているので
またがったまま
両足で左右交互に漕ぎながら進めます。
こりゃ
完全に遊具ですね。
しかも
固定ベルトを前向きにすれば
引っ張っていけるから
移動手段
つまり乗り物でもあるわけだ!
そして
第一印象では不思議な形状だと思ったものの
ちゃんとした物を入れる
バッグでもあります。
旅行中に
子供の身の回りのものを詰める
キャリーバッグ。
兼
子供が退屈した時に乗って遊べる
オモチャ。
兼
疲れた子供が歩きたくなくなってぐずったら
乗せて引いて運べる
乗り物。
完璧な三刀流の優れもの!
大谷翔平くんも真っ青(笑
みなさんも
空港のロビーなどで舞ってる時
スーツケースにまたがって
コロコロ前後に動いたことは
ありませんか!?

大きさは
所有者の年齢にしては
乗るにはやや小さい様に見える。
きっとこの子は
もう何年も愛用してきたのでしょう。
で
良くよくよく見ると
木馬型とは言ったものの
色具合といい
フォルムといい
どうも
アヒルか
そんな感じの鳥の様でもあります。
ふむ。
黄色いプラスチックのアヒルを
何百個も湖や川に浮かべるという
現代デモンストレーション・アートの有名作家がいます
が
これはきっと
ガチョウに違いない。
そうだ
この子は
もっと小さい頃から
このガチョウに乗って
世界中を飛び回って旅してきたのにちがいない。
ドリトル先生のジュニアだったのか。
今日のパリの小さな幸せに馳せる思い

元日早々から
大地震と津波の災害
志賀原発の汚染水大量漏洩
更に
羽田空港での航空機事故と続く祖国に惨状に
正対することが精神的に辛い
そんな年明けにあたって
呑気に「パリの日々」なんて駄文を綴ってて
良い物だろうか。。
我が家の前の商店街の
小さな店が一軒無くなったと思ったら
その後に
なにやら素敵な空間が現れていました。

間口一軒半
(まぐちいっけんはん)
ほどの小さなチョコレート屋さん。
六畳一間(ろくじょうひとま)ほどの空間の中央に
大輪のチョコレートボックスが
花を開かせていました。

近年パリに綺羅星の如くに現れてきた
高級ショコラティエが出現してくるずっと前から
パリのオペラ大通りにあった
「ル・フーケ」
という地味な老舗で
特に高級感もなく時流に乗ることもなく
半世紀度続いていたお店。
そういえばここ数年見なく無くなってて
その後が別のチョコレート屋さんになってた。
意識もしていなかったら
突然我が家の近くに
洗練されたブティックとして再登場してきた。

世界的なチョコレート・ブームの近年
生産高が低迷し
天地ほど品質の差のあるカカオ豆の
最良のものを巡って
これまたブームの高級ブランドとなっている
ショコラティエ達の買い付け競争が激化し
市場価格は高騰しているとか。
そんななか
古い老舗だとしかイメージのなかったこの店が
こんな今風の洗練された店で再登場してきた。

たぶん1年半ほど前に
近くにできた素敵な紅茶屋さんをご紹介したのですが
そのお店も
こんな感じで
店内は天然木の香りのする円形の壁で
囲まれています。
インテリア建築デザイナーが
同じなのかと
思ってしまいます。
何はともあれ
チョコレートは万人に好まれる
最もポピュラーな
そして
極めればやたら高級な嗜好品にもなる甘味です。
一度口にすると
直ちに幸福感が口の中に溢れ
そのまま心の全体を幸せにしてくれる
チョコレートは
人間にとっての宝物かもしれません。
ウクライナの惨状
ガザ地区の惨状
そして石川県をはじめとする
今回の地震と津波の被災地区の惨状を目にしながら
こんな能天気な文章は書きたく無いのですが。。。
1日も早く
世界中のみんなに平和が訪れ
誰もが一粒のチョコレートを口にして
幸せを噛み締めることができる日が
1日も早く訪れてくれることを
切に願って止みません。
今日のパリでゆく年くる年を

2023年が去り行く。
21世紀になって以後
群衆が嫌で
テレビで見ていたシャンゼリゼの迎春を
一度くらい現地で味わって
写真に収めようと
出かけることにしたのです。
トロカデロにも
カウントダウンをエッフェル塔で迎え様と
数千人の人々が詰めかけていました。
カウントダウンと新年の花火は
エトワールの凱旋門で行われ
シャンゼリゼを
百万人ほどの人々が埋め尽くすので
入場制限の前に到着するべく
先を急ぎます。

シャンゼリゼに並行する通りを進むにつれ
その道と交差する
シャンゼリゼに向かう通りは
人で溢れていました。


ジョルジュ・サンク大通りも
ものすごい人出。
ここからシャンゼリゼを目指しても
凱旋門に近すぎて
既に混み過ぎている筈なので
もっと先へ
シャンゼリゼの中間点辺りに入ろうと
さらに先へ。

モンテーニュ大通りから
シャンゼリゼに向かおうと思っても
シャンゼリゼに向かう方向が警察に規制されていて
通れません。
追い返された人々が大量に逆行してきて
その流れに混じって
もっと先を目指すしか無い状況。
とある小道が人の流れが少なかったので
直前で入れないことを覚悟で進んだら
案の定警察の規制線。
諦めずに近づくと
なんと機動隊員がセキュリティーチェックしながら
通しているではありませんか!

やっと身体検査を終え
振り返って
機動隊輸送車の左右で検査待ちの人々を
写真でパチリ。
そこは
先ほどの位置からは入れなかった
モンテーニュ大通りの終わり
かなりシャンゼリゼに近いあたりで
超ラッキー。

モンテーニュの出口
シャンゼリゼのロータリに入る地点で
またチェック・ポイントがありました。
そこをやっと抜けて
振り返って
またパチリ。

シャンゼリゼは予想通りの超混雑。
カウントダウン直前に
凱旋門から
花火が試験的に挙がりました。
年が明け
2024年の開始と同時に始まった花火は
群衆に押されながらで
写真はブレブレ(笑
動画はFBとインスタにあげておきます。

10分ほど連続で花火を打ち上げ
終了と同時に
大群衆は通りで
辺りの人々とハグしたりが始まるので
早々に退去。
裏通りで
数日前に取り上げた様な
キラキラのスカートの女性が歩いていました。
これからパーティーか。

シャンゼリゼに繋がる通りは
全て
引き返してくる人で大賑わいです。

トロカデロは
なんと先ほどの数倍の人出。

寝る間も無く
午前8時44分の日の出を写そうと出かけましたが
生憎の曇り空。
日の出直前に
空がほんの少し茜色に染りかかっただけで
初日の出は拝めませんでした。
地震と津波とで
日本の元日は大変でしたね。
今年も頑張って生きて行きましょう。
今日のパリは寒桜で年越し

2923年12月31日
今年最後の朝
パリは晴れていました。
普段歩き慣れている場所に
ある日
いきなり
それまで気づかなかった何かに気がつく
なんてこともありますよね。
そんな事共を綴るのが
このブログのコンセプト
だったのですが
最近何かに気がつくという事が
殆ど無くなってきた様な気がしています。
自分の感性が鈍り切ってしまったのか
世の中にそんなに
小さな新発見なんてありませんよ
という事なのか
自問と自省とに落ち込んでいる今日この頃。

そして今日
寒桜が咲いてた!
今日まで全く気づかなんだぜ
全くよう。
世の中
突然に
初春
って感じになっちまったぢゃないか!

そのうち
晴れてると思っていた空が
急に曇ってきて
これぞまさしく「花曇り」
とか
一人でかってに盛り上がる。
そんなこんな
今年も
色々ありました。

パリへの外国人入国者数は
二年前には
コロナ禍以前の数字に戻っていて
その後
今年一年
街の至る所に外国人の観光客を多く見かける
日々となりました。
一昨年まで全く走ってなかった観光バスも
今年は
コロナ禍などすっかり忘れてしまった様に
多くが行き交っています。
社会は移ろい
花は咲く。
来年は
一体何が待っているんだろう。

天候不順が続くパリです。
寒くなったり
雨ばかりの日々になったり
からりと晴れ上がったり
それなのに突然降り出したり。
どんな状況でも
この寒桜は今年も蕾が開きました。
来年
私は何をしている事だろう。
とにかく皆様方も
1年間お疲れ様でした。
明日の朝
心スッキリ目覚めたいという思いで
今年を締めたいと
おもっています。
皆々様
良いお年をお迎えくださいませ。
今日もパリは今年最後のキラキラ

テレビ1チャンネル
「フランス1」
の夕刻の『50分インサイド』
(50分で内部探訪)
という番組で
かの名高きレストラン
「トゥール・ダルジャン」の
大改装後のレポートをやっていました。

7階の客席から
「ノートル・ダム大聖堂」を含む
サンルイ島とシテ島を一望にできる
1582年創業の
恐らく現存する欧州でも最も古いこのレストランが
22年4月30日に
大改装工事に為に閉店し
9ヶ月の予定を大幅に遅れて
今年8月11日に
再オープンしたのですが
1936年以降で
最大の本格的リニューアルだったにも関わらず
鳴り物入りではなく
「ひっそりと」オープンしていたのです。

長らく3つ星を保っていたものの
敢えてメニューの革新をしないために
2つ星に減り
近年1つ星まで下がっていました。
有名3つ星シェフ4人に師事し
コート・ダ・ジュールのボーリウで2つ星を獲得していた
ヤニック・フランクを
2019年にシェフに迎え
新装開店で再び3つ星の獲得を狙うそうです。

アミューズ・ブッシュ(懐石の八寸にあたる前菜前のお通し)
以上写真4点テレビ画面のキャプチャー。
今日の話題はこれではなく
この番組のMCのアナウンサーも
「きらきら」の衣装だった
と言う事なんです。

今年の年末は
晦日が土曜日
大晦日が日曜日という事で
今日明日は最後のパーティーに
打ち興じられる2日間ということになります。
ちなみにフランスは
企業に年末年始の特別休暇はなく
1月1日のみが祭日なので
週の半ばだと全く連休にはなりません。

コロナ禍も完全に終わり
モードのお店のウインドウは
最近もこのブログで話題にした通り
キラキラが例年にも増して目立っているのです。
それらを
最後に一挙に大公開しちゃいます。










これは
刺繍状の縫い取りの糸だけが
きらきら。。。

この冬のシーズンのトレンディー・カラーの一つ
グリーンのキラキラも
しっかりありました。

テーラード仕立てのジャケットに
スパンコールで
控えめ(?)な刺繍が。。

これは
大手スーパー「モノプリ」の製品。

全身が金の鱗で覆われた様なローブに
シルバーのキラキラのバッグの組み合わせ!

小さなメタルの水玉のドレスに
メタリック・シルバー革のバッグ。




シルバー・レザーのベルト・ポシェット型ポーチ。

あまりの数の大粒スパンコールで
写真では輝いて写らない!


というわけで
今年最後の土曜日が終わろうとしています。
キラキラした世に中は
果たして
良いのやら悪いにやら。。。。。
今日もパリは今年最後のキラキラ

テレビ1チャンネル
「フランス1」
の夕刻の『50分インサイド』
(50分で内部探訪)
という番組で
かの名高きレストラン
「トゥール・ダルジャン」の
大改装後のレポートをやっていました。

7階の客席から
「ノートル・ダム大聖堂」を含む
サンルイ島とシテ島を一望にできる
1582年創業の
恐らく現存する欧州でも最も古いこのレストランが
22年4月30日に
大改装工事に為に閉店し
9ヶ月の予定を大幅に遅れて
今年8月11日に
再オープンしたのですが
1936年以降で
最大の本格的リニューアルだったにも関わらず
鳴り物入りではなく
「ひっそりと」オープンしていたのです。

長らく3つ星を保っていたものの
敢えてメニューの革新をしないために
2つ星に減り
近年1つ星まで下がっていました。
有名3つ星シェフ4人に師事し
コート・ダ・ジュールのボーリウで2つ星を獲得していた
ヤニック・フランクを
2019年にシェフに迎え
新装開店で再び3つ星の獲得を狙うそうです。

アミューズ・ブッシュ(懐石の八寸にあたる前菜前のお通し)
以上写真4点テレビ画面のキャプチャー。
今日の話題はこれではなく
この番組のMCのアナウンサーも
「きらきら」の衣装だった
と言う事なんです。

今年の年末は
晦日が土曜日
大晦日が日曜日という事で
今日明日は最後のパーティーに
打ち興じられる2日間ということになります。
ちなみにフランスは
企業に年末年始の特別休暇はなく
1月1日のみが祭日なので
週の半ばだと全く連休にはなりません。

コロナ禍も完全に終わり
モードのお店のウインドウは
最近もこのブログで話題にした通り
キラキラが例年にも増して目立っているのです。
それらを
最後に一挙に大公開しちゃいます。










これは
刺繍状の縫い取りの糸だけが
きらきら。。。

この冬のシーズンのトレンディー・カラーの一つ
グリーンのキラキラも
しっかりありました。

テーラード仕立てのジャケットに
スパンコールで
控えめ(?)な刺繍が。。

これは
大手スーパー「モノプリ」の製品。

全身が金の鱗で覆われた様なローブに
シルバーのキラキラのバッグの組み合わせ!

小さなメタルの水玉のドレスに
メタリック・シルバー革のバッグ。




シルバー・レザーのベルト・ポシェット型ポーチ。

あまりの数の大粒スパンコールで
写真では輝いて写らない!


というわけで
今年最後の土曜日が終わろうとしています。
キラキラした世に中は
果たして
良いのやら悪いにやら。。。。。
今日もパリは今年最後のキラキラ

テレビ1チャンネル
「フランス1」
の夕刻の『50分インサイド』
(50分で内部探訪)
という番組で
かの名高きレストラン
「トゥール・ダルジャン」の
大改装後のレポートをやっていました。

7階の客席から
「ノートル・ダム大聖堂」を含む
サンルイ島とシテ島を一望にできる
1582年創業の
恐らく現存する欧州でも最も古いこのレストランが
22年4月30日に
大改装工事に為に閉店し
9ヶ月の予定を大幅に遅れて
今年8月11日に
再オープンしたのですが
1936年以降で
最大の本格的リニューアルだったにも関わらず
鳴り物入りではなく
「ひっそりと」オープンしていたのです。

長らく3つ星を保っていたものの
敢えてメニューの革新をしないために
2つ星に減り
近年1つ星まで下がっていました。
有名3つ星シェフ4人に師事し
コート・ダ・ジュールのボーリウで2つ星を獲得していた
ヤニック・フランクを
2019年にシェフに迎え
新装開店で再び3つ星の獲得を狙うそうです。

アミューズ・ブッシュ(懐石の八寸にあたる前菜前のお通し)
以上写真4点テレビ画面のキャプチャー。
今日の話題はこれではなく
この番組のMCのアナウンサーも
「きらきら」の衣装だった
と言う事なんです。

今年の年末は
晦日が土曜日
大晦日が日曜日という事で
今日明日は最後のパーティーに
打ち興じられる2日間ということになります。
ちなみにフランスは
企業に年末年始の特別休暇はなく
1月1日のみが祭日なので
週の半ばだと全く連休にはなりません。

コロナ禍も完全に終わり
モードのお店のウインドウは
最近もこのブログで話題にした通り
キラキラが例年にも増して目立っているのです。
それらを
最後に一挙に大公開しちゃいます。










これは
刺繍状の縫い取りの糸だけが
きらきら。。。

この冬のシーズンのトレンディー・カラーの一つ
グリーンのキラキラも
しっかりありました。

テーラード仕立てのジャケットに
スパンコールで
控えめ(?)な刺繍が。。

これは
大手スーパー「モノプリ」の製品。

全身が金の鱗で覆われた様なローブに
シルバーのキラキラのバッグの組み合わせ!

小さなメタルの水玉のドレスに
メタリック・シルバー革のバッグ。




シルバー・レザーのベルト・ポシェット型ポーチ。

あまりの数の大粒スパンコールで
写真では輝いて写らない!


というわけで
今年最後の土曜日が終わろうとしています。
キラキラした世に中は
果たして
良いのやら悪いにやら。。。。。
今日のチャンプ・ショップ

例によって
歩いていて
一風変わったウインドウに出会いました。
というか
不思議な物体がぶら下がっていたのです。

見たこともない
革製の細長い段袋...みたいな
変わった物体。
しかも袋物にしては
細長すぎる。

奥の方にもう一本ぶら下がっていて
やや短い様な。
とおもったら
その間に
フーセンみたいな物も。
そうか
パンチングボールだ。
ということは
この長っぽそい皮袋は
サンドバッグに違いない。
普段知ってるサンドバッグと
全然違う。。

それで
改めて店内をよく見回してみると。
完全に理解不能な
革のどでかい布団みたいなものが
折り畳まれた状態で
吊るしてあるじゃありませんか。
思い切って中に入ってきいてみたら
なんと
リンクの敷きマットだそうです!

そうか
このお店は
ボクシング用品の店なのか。
古めかしいアタッシェ・ケースの上に
グローブが展示してありました。

それより
このけったいな
不気味なものは
グローブのご先祖にちがいない。
二つ前の写真の新品らしいグローブも
しかし
何やら地味というか
上品というか。
趣味の良い上質の色具合で
けっして
ナイキやアディダスで買えるとは思えません。

かといって
ボクシング関係のアンティーク・ショップとも
違うし。
置かれているバッグは
明らかに新しい。
それで
とてもクラシックなデザイン。

奥の壁には
パンチング・ボールや
グローブの棚と並んで
ユーモラスなボクシングの光景のパネルも。

ボクシング以外にも
ラグビーや
フットボール
バスケットのボールもあり。
長細いバッグは
ボールを2個入れて持ち歩く為の
バッグの様です。

どれも素敵な
とても品のある
風格すら感じられる物ばかり。
良い。
こういうのは大好きです。

なんと
サッカーボールや
バスケットボールに混じって
野球のグラブまであって
しかも
新品の様なのに
アンティークな作り。

そして
ありました。
なんと
バッグ用の革で作った野球のボール。
そして
赤いのはクリケットのボールです
正真正銘の手縫いの。

そして
別の一角には
普段使い用の鞄が多種。

黒の小さなフロントバッグが
250ユーロ。
しっかりしたお値段です。


ショッピングバッグみたいなものの
多種あって
どれも
渋などの昔ながらの染料で染められたもの。

小物もあります。
これら実用品の展示の方が
遥かに少ない!
恐らくですが
昔からのスポーツ用革製品の専門店だったのが
時代的に需要に限りがあって
職人の技術で
普段使いのカバンなども造って売り始めた
みたいなお店の様です。

クラフトマン精神がつぎ込まれた様な
趣味と実用とを兼ねた
上質な商品を作って売ってる
素敵なお店でした。
応援したくなりますね。
今日のデ・プレはクリスマス仕様

気まぐれに
サン・ジェルマン・デ・プレまで
足を伸ばしてきました。
2023年12月24日
今年の聖夜は日曜日。
入るつもりもなかったけれど
やっぱり教会に入ってみた。

ミサの時間は
きっと結構な人で混雑すののでしょうが
朝のミサが終わって
夜のイヴのミサまでの間で
ほとんど人がいません。
毎年この時期は
あちこちの教会の「クレッシュ」を
紹介していましたが
今年は出来ませんでした。

せっかく入ったからには
やっぱり
クレッシュは見ておかなくちゃ
という事で。。

やや大きめの
15cm程のサントン人形で
多くの登場人物がご出演でした。





御子の生誕の小屋は
やや離れた場所に別仕立てです。


外には
サン・ジェルマン大通りに沿って
小規模な「クリスマス・マーケット」が
出ていました。

ここは「チュロス」のお店。
コロナ前は
シャンゼリゼに
大規模な設置だったのに
コロナの外出規制と
テロやら戦争やらで一箇所集中の大規模な形がなくなり
町の10箇所くらいに
とても小規模なものを分散してしまって
つまらなくなった。


マカロン屋さんは
鮮やかで明るいパステルカラーのマカロンを
並べていました。
ところで
この辺りは個性的でいい感じのお店が多いので
ウインドウのツリーも
通り一遍の物ではありません。

日曜で閉店していて
何を売るお店かよくわからないけれど
ツリーには電球が輝いています。

そして
マカロンといえば
この近所には
日本で一番有名な店の一軒があります。

ウインドウには
20cmほどの高さの
小さなマカロン・ツリーが
そこかしこにおかれていました。

そして
当然ながら
ここの「ビュッシュ・ド・ノエル」は
マカロン製。
でかい「イモムシちゃん」みたいにも
見えますねw

雨がちの日が続く昨今だったのですが
昨日今日と
やっと降られずにすみました。
昔のパリのイヴは
あらゆるレストランが特別メニューを作っていて
街は多くに人出で賑わっていたのです。
その後
24日の午後から
急に人出は消えて
殆どが自宅か実家
あるいは友人宅に集まって食事をする習慣になり
午後から夜にかけて
そしてクリスマス当日の25日も
通りに人影はほぼ無かったのですが
近年また少し
人が外を歩く様になりました。
でも
特別メニューのレストランは
見かけなくなった。
やはり世の中
変わってきているのを実感しています。