今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の水上バス

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パリの観光業は

着々と復活の途についている様です。

 

と言っても

フランス人と

一部のEU圏内の人たちだけですが。

 

セーヌ河の「Bateau-Bus(水上バス)」も

お客が鈴なりでした。

 

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これは「エッフェル塔(下)」停船場。

 

エッフェル塔

アンヴァリッド

オルセー

サン・ジェルマン

ノートル・ダム

植物園

と左岸に止まりながらUターン

今度は右岸を

市役所

ルーブル

コンコルド

エッフェル塔

と回ります

 

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一回ごとの乗船券はなく

24時間パス19ユーロ

48時間パス21ユーロ

年間パス60ユーロ

を停船場(あるいは特定の売店)で買って

その期間中は乗り放題。

 

川沿いの主だった名所で乗り降りしながら

観光しては次のに乗って

と言う具合に使えるわけです。

 

最盛期は10分毎に一本

暇な時期は30分に一本

だったような。

 

ただし冬場は運行停止。

 

これ

パリ市の政策で作られた会社がやっていて

路上の観光バスの削減を目的の一つにしてるらしい。

 

まあ

パリは

歴史的な建造物や文化財が

セーヌの河岸に作られてきた歴史的背景があり

両岸合計3,2kmの「セーヌ河の両岸」というタイトルで

世界遺産なんです。

 

パリは

セーヌに生まれて

セーヌとともに発展してきました。

 

今日の森のレストラン

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久しぶりにブーローニュの森を歩いてみた。

 

森には池が二つあって

それぞれ貸しボート屋さんがいて

最近やっと営業が可能な状態(人出)に

なったらしく

早速

オールで水を切っている人たちがおりました。

 

その池の一つには島があり

そこに

そこそこ知られたレストランがあります。

 

別に高級云々ではないのですが

もちろんそんなところでランチをとる

なんて贅沢なことなので

当然ですが客層に合わせて

お料理もしかるべく

お値段もしかるべく

雰囲気もしかるべき

レストランです。

 

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このレストランの特殊性は

渡し舟に乗らないと行けない

ということ。

 

目の前に見えてて

わずか60〜70mくらいの距離なんですが

わざわざ船で渡る

それ以外に行く方法がない

ということが希少価値を高めてるというわけなんです。

 

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しかも船着場には

結構な人の数。

 

やっぱり

さすがヴァカンスの時期の日曜日だと

妙に感心した次第です。

 

ヴァカンスの時期でなくとも

お天気が良い日曜日には

「ブーローニュの森の島のレストランに行こうか」

というのは

ウキウキする次元のことなのだ。

 

そして

車で来た人のために

車で入って来られるギリギリの場所に

車を預かって駐車しておいてくれて

帰るとき取りに行ってくれるサービスまであった。

 

8とか10ユーロ渡すんです。

 

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池のほとりに

野生の野いちご(ラズベリー)が

身をつけておりました。

 

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今日の希少店

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住宅地の

しかも裏道を歩いておりました。

 

住宅地と言ってもパリのことですから

お庭付きの戸建が並んでいるわけではなく

中心地と同じ様に

8階建の石造りの建物が端正に並んでいて

ごくごくたまに

建物の一階に目立たない店舗があったり

そんな通り。

 

8月ですし

人っ子一人歩いておりません。

 

そこに何と

実に素敵な帽子が飾られておりました。

 

帽子屋さんでした。

 

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近年

フランスも帽子屋さんをどんどん見かけなくなって

世の中の変革の被害(!)を

一心に浴びているかのような

是絶滅危惧種

な商売のようです。

 

夏休みなので当然しまっていて

暗い店内をウインドー越しに覗いてみたら

何だか

地味ぃ〜なお店で

なのに

ウインドーにある帽子の素敵なこと。

 

最初の写真の様な帽子をかぶる機会など

今ではまずないんでしょうね。

 

オードリー・ヘップバーンが

かぶっていないと

他に誰がこんなものかぶれるっていうのさ

みたいな。

 

でも

この手の地味な

でも洗練してしっかりした技術を持ったお店は

オートクチュールのシーズンごとに

注文を受けたりするわけです。

 

二枚目の写真の帽子が取り付けられてるのは

帽子を入れる箱。

 

昔はヴァカンスに行く時は

帽子の入った丸い箱を

トランクと一緒に

ポーターさんに運ばせたものです

経験ないけど笑

 

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この帽子箱のレトロなことと言ったら。

 

意匠は30年代でしょうかね。

 

大正モガ・モボか

竹久夢二か

というこんな雰囲気の支配していた時代が

祖国にもあったらしいです。

 

眼福な発見でした。

 

 

 

 

今日の絶叫

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久しぶりに「テュイルリー公園」まで足を伸ばしたら

やってましたよ

長期休暇恒例の移動遊園地。

 

このご時世ですが

やってた。

 

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もともとフランスは遊園地がなくて

ジェットコースター屋さんとか

メリーゴーランド屋さんとか

射的屋さんとか

通常は全国各地の役場前広場とか

公園とかで

2週間やら1ヶ月やらの興行してる業者たちが

夏休みや

冬休みになると

都会の広い場所に集合して

「移動遊園地」

が開催されるのが常でした。

 

おそらく

コペンハーゲンの「チボリ公園」が

唯一昔からヨーロッパにある常設遊園地かも。

 

まあ

あそこのアトラクションは

昔ながらの小規模なものでしたが

それがヨーロッパなんですね。

 

今では

「パーク・アステリックス」

から始まって

「ユーロディズニーランド」

など結構各地にありますが

日本ほどの大盛況ではないのです。

 

やはり

この移動遊園地が休暇中の風物詩。

 

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常連の大型観覧車も

ちゃんといました。

 

これも

期間が終わると全部分解して

次の目的地に移動するんですよ。

 

すごいと思う。

 

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観覧車はともかく

私は絶叫マシンなどには乗りません。

 

君子危うきに近づかず。

 

もちろん絶叫マシンばかりではありません。

 

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子供たちをビニール袋に入れて

空気を送り込み

口を縛ってプールに落っことす

こんなのも

子供たちから歓声が上がっておりました。

 

でもでも

入場する際の

アクチン摂取証明書の提示義務など

なかった!

 

やばくないか!?

今日の孤高

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パリには

昔は各区に公設市場があったようです。

 

市が管理する市場の建物で

中に生鮮食料品のブースが幾つもあります。

 

一番多いのが「八百屋さん」

あとは

「チーズ屋さん」「肉屋さん」

「魚屋さん」「お惣菜屋さん」

などが入ってます。

 

小都市や村などには

屋根を柱だけで支えた

中世以来変わらぬ形式の市場用の施設があり

週に1日か2日ほど

業者が出店しますが

大都市は

建屋です。

 

知らない町に行くと必ず「マルシェ」を覗くのも

旅行の楽しみの一つです。

 

パリの場合商品の搬入や清掃の大変さから

戦後は

大通りや広場に朝市を出して

昔ながらの公設市場はどんどん消えつつあります。

 

8月はご存知ヴァカンスで

住人が減るので

店も大半が閉まって

結局市場自体が閉まるところもあるくらい。

 

うちの近所に

まだそんな市場が残っているのですが

外から見た限りでは

幾つかある出入り口は空いているものの

各店舗は修理やら何やらで

開店休業状態だと思い込んでいました。

 

気まぐれに覗いてみたところ。。

 

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なんと驚いたことに

一軒だけ店をやってました。

 

魚屋さんです。

 

しかも

女性のお客様が一人いました。

 

ということで近づいて写すわけにもいかないので

遠くからこっそりと撮影。

 

近くで見たら

しっかり新鮮な魚が揃っていて

二度びっくり。

 

でも

本当に暇そうでした。

 

でも

スーパーの鮮魚コーナーすら閉まってて

真空パックした切り身が少し打ってるだけ

という今日この頃

ヴァカンスに行ってない人たちには

ありがたい存在です。

 

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その魚屋さんのところだけ明るくて

遠目に「後光が差してる」ような感じでありました。

 

ありがたや 

アリガタヤ。

 

今日のスケボーマニアック達

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先日東京2020からパリ2024の引き継ぎ式をやった

「トロカデロ庭園」に近づいてたら

大音響のアナウンスが聞こえてたので

行ってみた。

 

スケボーのデモンストレーションだか

競技会だかを

やってました。

 

もちろん

「ワクチン・パスポート」見せて

「ボディー・チェック」も受けて

入ってみたわけです。

 

そういえば

こないだの「五輪引き継ぎ式」の方が

何倍も人が多かったのに

ボディーチェックなんてなかった。

 

集まる人間の質が

違うことが有り得るからだろうなあと

妙に納得。

 

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大勢の後ろから

肉眼ではよくわからないので

方向や目標などはカンに頼って

背伸びしながら頭越しに望遠で写してきました。

 

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別にそれほど難しげなコースを作ってあるでもなく

しかし

クレーン・カメラは動いてるわ

自分たちもスケボー乗ったり

ローラースケート履いたりしたカメラマンが

何人もいて

スケーターと並走しながら撮してるわ

大騒ぎ。

 

背後には巨大スクリーンもあって

大層な盛り上がりでしたよ。

 

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周囲では

別のクルーが

見物客にインタヴューしてるし。

 

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会場の最後方では

数十人の

お子ちゃまやら

若い衆やら

おっさんやらまで

滑ってきて

ジャンプしながらつま先でボードを釣り上げ

ボードを一回転させて

その上に着地する

という練習を

誰一人成功できずに繰り返してました。

 

板張りの特設ステージなので

ガラガラばんばん

うるさいことったら半端なかった。

 

結局

カメラに映されながら滑ってたのは誰だったのか

いったいこのイヴェントは何なのか

どこにも書いてなくて

さっぱりわからないまま

その場を離れました。

 

撮影するような見栄えのするコースでも

ましてや競技用の難しそうなコースでも何でもなくて

ホント

あれ何だったんだろ??

 

犬も歩けば。。。笑

 

 

 

 

今日のオサフネさん。。

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セーヌを運搬船が遡行しておりました。。

 

私は勝手に「伝馬船」と呼んでますが

セーヌにはしょっちゅう数多くの伝馬船が行き来して

それがある種の情緒でもあるのです。

 

この船はちょっと違った。

 

長いんですよ

とにかく。

 

空(から)だともっと喫水が高くなってるはずだし

荷を満載してれば

かなり甲板ギリギリまで沈んで進んでることもある

(両方のケースも頻繁に見かけるんです)

だから

半分ほどの積載量で進んでるんだと思っうので

それほど

重量的にはスピードに大きな影響はないと思うけれど

流れの逆行してることもあって

なかなか行き過ぎない。

 

と改めてよく見たら

長いんです。

 

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この時点で

前四分の1位は橋をくぐっているのに

まだまだ続きがある。

 

舷側に縦に線が引いてある位置が

普通に見かける伝馬船の長さくらいに見えるので

普通の船の3倍はありそうな

長い船。

 

三番叟ならぬ三倍艘(笑

 

これ「Uターン」するの大変だろうなあ

他人事ながら

心配してしまいました。

 

いつぞや

船上生活者のことを書いた記憶がありますが

これは退役しても

住居用に改装するには長すぎて

不可能だろうなあ。

 

だって

ヴェルサイユ宮の鏡の間(75mくらい)

程もある一直線の住居って

長すぎでしょ幾ら何でも。

 

ちなみに

今日のタイトルは「ダジャレ」です笑

 

今日の生垣

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生垣に

竹植えたのは

たけがきにして

たけたてかけたかったから

たけ

たてかけるために

たけ

うえた

笑笑笑

 

それほど遠くない範囲で

二軒も

竹の生垣を作ってあるの建物の前を通りました。

 

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住宅地なので

歩道まで壁面が並ぶ立て方ではなく

歩道際には鉄柵を作り

その中にやや離れて建物がある

という贅沢な建築。

 

その鉄柵の内側に

笹竹をびっしりと植えてありました。

 

もちろん竹は欧州にはもともと自生しておらず

大航海時代以後

中国あたりからもたらされ

18世紀に百科全書の時代に植物園に植えられ

その後

日本の開国前後に

一稼ぎしに日本に渡った

学者兼政商みたいなヨーロッパ人が

例えば「アジサイ」などと一緒に持ち帰って

ほんの少し定着し

その後の「ジャポニスム」によって

認知されたわけです。

 

フランスでも

そんなに見かけるものではなく

全国に数箇所竹林公園みたいなのがあって

あとは

おしるし程度に植えられているだけ。

 

そういえば

クロード・モネの晩年の家「ジヴェルニィ」の

睡蓮のお庭に

数十本植えられてる。

 

笹では致し方ないですが

掘り立てのタケノコが食べたいと

いつも郷愁に浸っている

私であります。

 

「タケノコとわかめの炊いたん」

でもよし

湯がいて「木の芽味噌」で食べるもよし。

 

タケノコを食べたしと思えども

タケノコがある地はあまりに遠し

せめて

新しきTシャツ着て

シナチクの入ったラーメンで妥協せんとするも

それすらない。

 

ああ

ないと食べたい

恥ずかしき煩悩(笑

 

 

今日の落日

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なんとまあ

「昔の名前で出ています」感たっぷりの

このオブジェ。

 

ガラクタに等しい様な雑貨を売る店の

ウインドーに

鎮座しておりました。

 

昔の役職は合衆国大統領

今の役職は便器洗いのブラシ立て。。

 

もちろん

彼が肩で風を切って

悪態吐き続けていた当時に商品化されて

売れずに残ってるわけでしょうから

皮肉な意味はないのかも。

 

でも

「便器洗いのブラシ立て」にしますかねw

少なくとも

支持者が考案したわけではなさそうな商品ですから

やっぱり皮肉に違いない。

 

あっちもこっちも

好き放題のやりたい放題であればあるほど

同じ波長の支持者は熱狂的になり

己の非は認めず

失敗も認めず

負けも認めず

再登場を虎視眈々と狙っているのも

あっちもこっちも同じであります。

 

便器洗いのブラシは

生活の役に立つ。

 

それは間違いない真実であります。

 

それにしてもこれ

今更売れないでしょうね。

 

 

 

 

今日の命の水

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大方の日本の方々のご期待に反して

パリの水道の水は

飲めます。

 

飲めます

と言うより

非常に質の高い水です。

 

塩素の含有量の規制が厳しいので

カルキ臭がなく

浄水施設では

殺菌にクロレラその他の有機物質を

積極的に使用しています。

 

公園に今まで全く気がつかなかった

水飲み場がありました。

 

パリ市提供。

 

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「パリさん

ぼくあなたの水を

(いつも)飲むよ」

と書いてある。

 

下部にボタンが三つ。

 

なんと

選べるんです

「冷水」「炭酸水」「常温水」

を!

 

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真ん中のボタンが「炭酸水」

びっくり。

 

「常温」というのも

みなさんイミフかもしれませんね。

 

ヨーロッパの人達は

冷やした飲み物が好きじゃない人も

結構いるのです。

 

イギリスのパブのビールは生ぬるい事は

有名です。

 

キンキンに冷やすと

せっかくの「麦やホップの味」が損なわれる

んだそうです。

 

冷水は健康に良くない

というお年寄りは結構多い。

 

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真ん中の「炭酸水」を押してみたら

出てきましたよ

真ん中から。

 

成分分析表なんてのも貼ってある。

 

パリの全住民に

恵まれない人たちも含めて

安全な水へのアクセスに事欠くことがないように

という市の政策だそうです。

 

空のペットボトル持ってきて

無料で汲んで帰れるわけですね。

 

日本の多くの方々が無意識に思ってる

「水と空気とサービスは無料」

という感覚は

こちらでは通用しないのです。

 

ヨーロッパは

今の所「空気」だけはまだ無料ですが

「水」も「サービス」も

しっかり対価を払うことが当たり前の

社会なのです。

 

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でも

この給水施設のことは

私も知りませんでした。

 

2015年から

始まったそうです。

 

 

今日の赤い4台

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真っ赤な4台。

 

遠目にもわかる真っ赤な車といえば

もちろん

フェラーリ。

 

4台も連なって

思ったものの

なんか並び方のバランスが。。

 

でよく見たら

前後の2台はトゥクトゥクぢゃ無いですか。

 

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真ん中の2台は

ほんまもんのフェラーリですが。。

 

ボディーの「89」って

近年出回ってる

15分89ユーロで運転できるって商売の車。

 

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そりゃあ99, 9999%の人達にとっては

フェラーリのハンドルを握ることなど

一生無いはず。

 

そこへ持ってきて

89ユーロ(いちまんにせんえん)で乗れる!?

って

結構商売になるらしく

パリの各地に数台ずつ止まって

客待ちしてるんです。

 

街中で15分って

どれだけ走れることやら。

 

ちなみに

ランボルギーニもあります。

 

それより

これまた近年急激に流行りだした

トゥクトゥク(3輪観光タクシー)が

なんでフェラーリとコラボしてるんだろ?

 

しかもちゃっかり

赤いやつ。

 

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こんな風に乗っかってけれど

どっちが得するのかは

正直よくわかりません。

 

持ちつ持たれつ

なんでしょうかねえ笑

 

 

 

今日の大騒ぎ

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名実ともに世界最高のフットボール選手

アルゼンチンのナショナルチーム代表の

『リオネル(レオ)・メッシ』

がバルセローナから

パリのチーム『PSG パリ・サンジェルマン』

に入団し

今日入団発表と記者会見が行われました。

 

子供の頃母国アルゼンチンのチームに5年

2003年13歳で

スペイン最高のチーム『バルセローナ』のC(3部)

に入団

その年に5ゴール。

 

翌年Bチームに昇格して6ゴール。

その年のうちに『バルサ(バルセローナの愛称)』

一部リーグに昇格し

以来2020/21年シリーズ末まで

バルサ一筋に12年間在籍して

合計474ゴールを挙げている

生けるレジェンドです。

 

テレビはメッシ一色に塗りつぶされ

東京五輪の話題は完全に消え失せてしまいました。

 

この写真は

『パリ・サンジェルマン』が本拠地にする

パリの『Parc de Prince』競技場前。

 

私の横に

テレビ・クルーが3社

カメラを構えておりました。

 

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その隣の建物には

公式グッズのショップがあり

そこは長蛇の列。

 

全員「メッシ」のユニフォームを

買いに来てるわけですが

今朝の開店後40分で売り切れのはず。。

 

その行列にレンズを向けるテレビが

10社以上も。

 

それならばと

一路シャンゼリゼのショップに行ってみることに。

 

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そこも

長蛇の列!

さすがにここにはテレビはいませんでしたが

ショップを背景に記念写真を取る人が

ひっきりなしという状態。

 

いやあ

すでに午後も遅い時間なのに

想像以上の協奏曲を奏でているパリの街でした。

 

帰り道

寄り道しながら歩いていたら

お母さんとお嬢さんと息子さんの家族がやってくる。

 

息子さんは

PSGのユニフォームを着ているではありませんか!

 

これ

もしかしたら...

 

すれ違いざまに振り返ると。

 

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ビンゴ!!

 

もしかして

徹夜で並んでゲットしたのか!?

 

今日は私も神っておりました

すげー。

 

 

今日の新競技

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夏のヴァカンスの真っ只中ということで

街を歩いても

人気は無いし

お店もほとんど閉まっていて

「これ」と言った一枚を撮る対象が

なかなか見つからないのです。

 

仕方なく

いつもの公園に行ってみたら

ここも人が少ないのですが

なにやら

不思議なスポーツをやっている青年達を

見つけました。

 

小さな丸いトランポリンのようなネットを挟んで

野球のボール程の大きさの玉を

手でネットに打つつけて

跳ね返る玉を

もう一人が打ち返す。

 

最初は四人でやっていて

一人汗を拭きに離れたので

この写真のときは

二人でやっていました。

 

要するに

シングルスでも

ダブルスでも

やれるのでしょう。

 

やってるのは20代と思しき青年たちで

決して子供の遊びではない様子。

 

玉を打ち付ける力や角度が毎回異なるので

跳ね返り方も

方向やら高さやら

そしておそらく回転やらも違っているはずで

打ち返すのは

以外と難しそうでした。

 

これ

ゲームじゃないですよね

絶対スポーツですよね。

 

初めて見ましたが

なんていうスポーツなんだろ。

 

あまり長く見てると

彼らが気にし始めたので

適当にその場を離れました。

 

何もない

何も起こらない

みたいな雰囲気の今日この頃ですが

やっぱり

犬も歩けば棒に当たった。

 

今日の求道者

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昨今の世の中

己の体を苦しめ

痛めつけて

満足するお方たちが大勢いらっしゃいます。

 

都会生活で

肉体が鈍るとか

飽食の時代で

体が太って仕方がないとか

年とともに

体力の衰えを感じてとか

理由は様々でしょうが。

 

ジョギングだけでは飽き足らず

スポーツジムは大流行りだとか。

 

そんな中

危険な流行病のせいで

ジムに行くのもためらわれるし

第一

営業してないジムもあったりして。

 

それはさておき

数年来

パリ中のあちこちの公園や

ちょっとした辻公園ですら

マシンが設置される様になりました。

 

びっくりしますよね。

 

昔は公園といえば

ブランコやらジャングルジムやら

子供向けの遊具があるもの

という概念でした。

 

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こんな光景が

当たり前だったはず。

 

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ところが今や

大人たちの面倒まで行政が見てくれる時代と

なった様です。

 

パリ市の財政は豊かなんだなあ。。

 

そんなことより

今日はなんと

求道者を一人見かけてしまいました。

 

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ご覧ください

この気高い姿を。

 

横に各種あるマシンには目もくれず

一人黙々と

ベンチを相手に腕立て伏せという

神々しくも孤独な苦行に励んでおられる。

 

これぞまさしく「ベンチプレス」

違うけど。

 

自分も

のんべんだらりんとなど

しているわけには参りませぬ。

 

し明後日から

何か運動始めようかな〜w

 

 

今日の新種発見

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巨大なアリンコと遭遇しました。

 

これは

新種に違いない。

 

地球の温暖化のせいか

それとも昆虫界にも栄養過多現象が現れたか

はたまた放射能とか薬害とかの影響か?

 

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発見場所は

近所の公園。

 

周りには幼い子供達が

無心に遊んでいる。

 

迫り来る危機に

どう対処すれば良いのかと。。

 

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なにやら

植木鉢のようなものを背負っていることが判明。

 

「ハチオイクロコガネアリ」

と命名しよう。

 

しばらく観察しても

全く動く気配が無いので

子供たちへの危険は一応回避された

と判断しました。

 

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それにしても

人騒がせ...

もとい

ユニークなものを作ったものです。

 

庭師さんたちが考えたのか

市の公園課のお役人か

誰が許可したのか知りませんが

おもろいやないけw